海洋の波による荷重に加えて、配管要素は海洋の潮流によって荷重を受けます。 CAESAR II では、3つの異なる海洋の潮流モデル、線形モデル、区分ごとのモデルとべき乗則モデルを用意しています。
-
線形潮流モデルは、水柱で指定した表面の潮流速度が底部にかけてゼロに線形に変化すると仮定します。
-
区分線形モデルは、ユーザーの指定した 深さ/速度 (depth/velocity) に対して線形補間を用います。
-
べき乗則は、表面速度を 1/7 乗で減衰するものとします。
粒子速度と加速度が絶えず変化するような非定常流れの場合には対応していませんので、定常の変化のない流れとします。