材料データベース から材料名を表示します。材料は名称または番号で指定できます。利用可能な材料名と CAESAR II での材料番号は、すべてリストに表示されます。このリストは非常に長いため、A106 のように、材料名の一部を入力することで目的の材料を容易に選択できるようになっています。
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材料番号 1-17 は一般的な材料で、許容応力は持っていません。
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材料番号 18 はカットショートのコールドスプリング要素を定義しています。
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材料番号 19 はカットロングのコールドスプリング要素を定義しています。
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材料番号 20 は繊維強化プラスチック管 (FRP) です。
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材料番号 21 はユーザー指定の材料になります。
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材料番号 101 以上は配管要素のアクティブな配管規格に固有の材料を定義します。
例
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(CAESAR II 番号) <配管規格の材料仕様> <材料グレード>
(104) A106 A
(180) A335 P1
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(CAESAR II 番号) <配管規格の材料仕様> <組成差>
(306) API-5L X65
(307) API-5L U70
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(CAESAR II 番号) <配管規格の材料仕様><シームレス(s)あるいは溶接(W)>–<mmの単位で最大厚さ>–<数千時間単位での疲労寿命>
(406) 1.0345S–16–100
(469) 1.0345S–40–200
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材料名の前にアスタリスク ( * ) が表示されている場合、指定された 規格 (Code) 年版はその材料に対応しなくなりました。配管規格年版の材料特性を確認するか、別の材料を選択してください。たとえば、B31.3-2020 は材料 A789 S32900 に対応しなくなっており、ソフトウェアは (335)*A789 S32900 のように表示します。
ユーザーがデータベースから材料を選択すると、ソフトウェアは物理的な特性と許容応力を 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログに表示します。
温度、あるいは配管規格を変更した場合、ソフトウェアは自動的に許容応力値を更新します。
ユーザー定義の材料には、対応する特性を入力します。