API-661 では、AFC (Air-cooled heat exchangers) のノズル評価を行います。
API 661規格で示された外置きの空冷式熱交換器の種類に応じた許容荷重評価を行えます。計算では、単独の、あるいは複数のバンドル形式の空冷式熱交換器の垂直、または並列 (図の9) のノズルの許容荷重評価を行います。
API 661 には次の適合要求があります:
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7.1.10.1 - 腐れ代を考慮したそれぞれのノズルは、API 661規格の図 Typical Construction of a Tube Bundle with Plug Headers (代表的なプラグヘッダーのあるチューブバンドル形状に対しての設計) で定義されているモーメントおよび荷重が同時に作用する場合にも耐えなければならない。
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7.1.10.2 - 固定、あるいはスライド式ヘッダーの設計、固定ヘッダーからスライドフレームへの接続設計、他の支持構造材の設計のそれぞれで、1つのヘッダーにすべてのノズル荷重が同時に作用したとしてもいかなる損傷も起こらないようにしなければならない。1つのヘッダーに作用するノズル荷重成分は次の値を超えてはならない:
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Mx : 6100 N•m (4500 ft•lbf)
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My : 8130 N•m (6000 ft•lbf)
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Mz : 4070 N•m (3000 ft•lbf)
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Fx : 10,010 N (2250 lbf)
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Fy : 20,020 (4500 lbf)
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Fz : 16,680 (3750 lbf)
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熱交換器 - 入力 (Heat Exchanger - Input) タブ
熱交換器ノズル - 入力 (Heat Exchanger Nozzle - Input) タブ
荷重ケース - 入力 (Load Cases - Input) タブ