ノズル制限チェック (Nozzle Lmt Check) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

機器のデータを追加します。基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの ノズル制限チェック (Nozzle Lmt Check) チェックボックスをダブルクリックして、このオプションを選択するか、クリアします。

機器ノズル評価は配管系の解析において最も重要なタスクの 1つです。配管系の運転条件に対する基準では、さまざまなノズルは規定される許容荷重以下でなければなりません。ノズル荷重の照査は時間のかかる作業で、しかも配管応力が規格適合要求事項を満足して初めて行われます。

CAESAR II では、配管入力データでの ノズル制限 (nozzle limits) を決めることができ、これにより CAESAR II で第一段階でのスクリーニングができます。詳細のノズル評価は、この初期のノズル評価を満足しないノズルに焦点を絞ることができます。

この手順を図示すると、次のようになります。まず、ノズル制限値を定義します:

上記データをノズル制限値を与え、解析結果からの荷重の合成に対して制限値が比較されます。解析が終了して、結果が得られれば、ユーザーが指定する荷重ケースに対してノズル荷重が評価され、ノズルチェック (Nozzle Check) レポートが作成されます。ノズルチェック (Nozzle Check) レポートについての詳細は、機器レポート (Equipment Report) を参照してください。

ノズル制限チェックは、機器ノズルの健全性を確認する最初のパスです。この簡単な手順は、ダイアログボックスで定義された制限に基づいています。このスクリーニングは、機器の規格でのより合理的なチェックの代用にはなりません。