ISO 14692-2017 の場合、配管系に適用するシースの厚さ (ts) を指定します。
一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
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in
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mm
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cm
シースは配管の外面に適用されます。ソフトウェアはシースを配管系の重量に加え、風荷重計算にも用いる投影面積で使われます。
1 - 外径 (Diameter) |
2 - 肉厚 (Wt/Sch) |
3 - シース厚さ (Sheath Thk) |
5 - 総肉厚 (Total wall thickness) |
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シースおよびライナーの単位長さ当たりの重量をユーザが指定しても、ソフトウェアが正しい投影面積を計算するために厚さが必要です。
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ISO-14692 2017 では、補強された肉厚 (reinforced wall thickness) と全肉厚 (total wall thickness) とは区別します。補強された肉厚には管の内側のライナーと補強された管壁の管の外側の被覆は含まれません。CAESAR II では、ライナーや被覆を含まない補強寸法を 外径 (Diameter) と 肉厚 (Wt/Sch) に設定し、リフラクトリ厚さ (Refract Thk)、リフラクトリ密度 (Refract Density)、ライナー厚さ (Liner Thk)、ライナー密度 (Liner Density) を別途設定します。