分岐エラーと座標プロンプトをどう表示するかを指定します。ユーザーは入力により 2つの機能が選択できます:
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ループが閉じていることの公差
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配管系の最初の全体座標と、最初に接続しない配管系の次に続く部品
このデータは CAESAR II が初めて全体形状計算を行う場合に必要です。この計算は 3つの異なる場合に生じます:
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グラフィックスが描画される前
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全体座標レポートが作成される前
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エラーチェックが行われる前
または 編集 > 全体座標 (Edit > Global) を選択して、全体座標の入力を避けることができます。
このフラグは主に次のように使用します:
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ループが閉じていることの公差の設定
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風荷重、波浪荷重計算における配管系の高さの正しい定義
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寸法チェックにおける東西南北の設定
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ビジュアルチェック用にグラフィックスでの配管系の一部を移動
ユーザーが、配管系で物理的なループを作成するとき、同じ節点に少なくとも 2つの異なる寸法が存在します。2つの寸法が許容される公差にない場合には、致命的なエラーとなります。この公差は、対話形式または環境設定ファイルで指定できます。分岐エラーと座標プロンプト (Branch Error and Coordinate Prompts) オプションで 両方 (Both) を選択すると、CAESAR II は対話形式でこの公差を確認させます。