荷重ケース (Load Cases) タブ (静的解析 - 荷重ケース エディタ ダイアログ) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
Search by Category
ヘルプ
CAESAR II Version
13

荷重ケース編集のオプションを設定します。最大 999 の荷重ケースを定義できます。荷重ケースの特性を編集するには、リストで行をクリックします。組み合わせではない全ての基本荷重セットは、代数的な組み合わせを定義する前に指定してください。これは、ユーザ定義と編集された荷重ケースの両方に適用されます。

組み合わせ方法や荷重ケースに関連する他の仕様を表で選択します。

代数的組み合わせケースを作成するには、入力で定義された荷重 (Loads Defined in Input) ペインの基本荷重をケースをドラッグして表の荷重ケースへドロップします。必要な場合、CAESAR II は、組み合わせの種類を問い合わせてきます。

応力タイプ (Stress Type) ボックスをクリックすることで、リストから別の値を選択してタイプを変更できます。応力タイプは応力計算の方法と使用する許容応力を決定します。

オプション

荷重ケースを追加 (Add a load case)

リストで選択した荷重ケースの行の下に空白行を挿入します。行が選択されていない場合、ソフトウェアはリストの最後に荷重ケースを追加します。

次の操作でも同じことができます:

  • 右クリック > 上に行を挿入 (Insert Before) で、リストで選択した荷重ケースの上に空白行を挿入します。

  • 右クリック > 下に行を挿入 (Insert After) で、リストで選択した荷重ケースの下に空白行を挿入します。

荷重ケースを削除 (Delete a load case)

選択した 1行以上の荷重ケースを 静的解析 - 荷重ケース エディタ (Static Analysis - Load Case Editor) から削除します。SHIFT キーを押しながら、複数の連続行を選択できます。CTRL キーを押しながら、複数の連続していない行を選択できます。

荷重ケースを削除すると、この削除により影響を受ける組合せ荷重ケースも削除されるか、修正されます。ソフトウェアは 2つのプリミティブだけの場合には個別の荷重ケース全体を削除します。3つ以上のプリミティブがある組合せ荷重ケースの場合、ソフトウェアは荷重ケースを修正して適用対象のプリミティブのみを削除します。

運転荷重ケース (OPE) を削除すると、運転荷重ケースに基づく代替持続荷重または短期荷重ケース (選択した 代替 (Alternate) SUS/OCC を持つ SUS または OCC) も削除されます。

荷重ケース削除確認 (Load Case Delete Confirmation) ウィンドウで削除または修正された荷重ケースを確認します。改訂 (Revision) 列には各荷重ケースに対して実行されるアクションが表示されます。荷重ケースを確認後、削除 (Delete) をクリックして処理を完了します。

Load Case Delete Confirmation

右クリック > 削除 (Delete) でも削除できます。

Recommend LC ICON 推奨荷重ケース (Recommend load cases)

現在選択している荷重ケースを CAESAR II の推奨荷重ケースに置き換えます。

Import LC ICON 荷重ケースを読み込み (Import load cases)

荷重ケースをファイルからコピーします。コピーするファイルの単位系および荷重タイプは現在のファイルと一致している必要があります。.c2 または ._J ファイルをインポートできます。

Excel ファイルを読み込み (Import Excel File)

荷重ケースを Microsoft Excel の .xlsx ファイルからコピーします。コピーするファイルの単位系および荷重タイプは現在のファイルと一致している必要があります。荷重ケースを読み込み (Import load cases) Import LC ICON のフライアウトをクリックすると、このオプションが表示されます。

  • .xlsx ファイルのフィールドは 静的解析 - 荷重ケース エディタ (Static Analysis - Load Case Editor) のフィールドと一致している必要があります。

  • ソフトウェアは、テンプレートファイルとして Load_Cases_Template.xltx Load_Cases_Template.xlsx を C:\\ProgramData\Intergraph CAS\CAESAR II\<現在のバージョン>\System フォルダーに用意しています。

Microsoft Excel ファイルへ書き出し (Export to Microsoft Excel File)

荷重ケースを Microsoft Excel の .xlsx ファイルに書き出します。このファイルを他のモデルにインポートして利用できます。

デフォルトでは、.xlsx ファイルは配管モデルと同じフォルダーに保存されます。保存先フォルダーは変更できます。

グループ編集 (Group Edit)

荷重ケースのグループを編集します。詳細は、複数の荷重ケースを編集 (Editing Multiple Load Cases) を参照してください。

荷重ケース表に戻るには、リスト (List) をクリックします。

フィルタ (Filter)

荷重ケースのフィルタリングを行います。対象の列の をクリックしてフィルタ オプションを選択します。

コピーと貼り付け オプション

表の 1行以上をコピー&貼り付けして、新規荷重ケースを作成できます。表の一番左にある L1 のような列をクリックして行を選択します。SHIFT キーを押しながら、複数の連続行を選択できます。CTRL キーを押しながら、複数の連続しない行を選択できます。

コピー (Copy)

選択した 1行以上をクリップボードにコピーします。

右クリック > コピー (Copy) または CTRL+C でも同じことができます。

貼り付け (Paste) > 上書き貼り付け (Paste Copied)

行を選択してコピーした 1行以上を、選択した行に上書きで貼り付けます。

右クリック > 貼り付け (Paste) > 上書き貼り付け (Paste Copied) または CTRL+V でも同じことができます。

貼り付け (Paste) > 上にコピーを挿入 (Insert Copied)

行を選択してコピーした 1行以上を、選択した行の上の行に挿入します。複数行を選択した場合、ソフトウェアは選択した行の上の行にコピーした行を挿入します。

右クリック > 貼り付け (Paste) > 上にコピーを挿入 (Insert Copied) または CTRL+I でも同じことができます。

  • Excel の .xlsx ファイルからデータをコピーできます。

  • リストの列を並び替えできますが、コピーできない場合、列の順番を変更して再度新しい順番で貼り付けてみてください。列の並び替えたい場合、新しい列の順番で再度コピーして貼り付けてください。

  • 連続しない行もコピーできます。ソフトウェアは連続行として行を貼り付けます。

  • 荷重ケースをフィルタリングしている場合、1行以上をコピーできますが、フィルタをクリアするまで貼り付けできません。

  • 荷重ケースの疲労評価用応力 (FAT) をユーザーが定義する際、ユーザーは設計寿命に対する 荷重サイクル数 (Load Cycles) または荷重ケースを入力してください。そうでなければ、ソフトウェアは解析前に問合せてきます。

  • ユーザーが荷重ケースを削除すると、ソフトウェアは後続のすべての荷重ケースの番号を自動的に振り直します。