API-610 で特性を定義し、一般石油設備向け遠心ポンプのノズル評価を行います。
ソフトウェアは、Section 6.5 および Annex F に規定されている API 610 ノズル評価基準を使用します。
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Clause F.1.2a - 個々のノズル荷重は Table 5 に記載されているノズル荷重の許容値の 2倍以下でなければならないとしています。
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Clause F.1.2b - ぞれぞれのポンプノズルフランジでの合成された荷重 (並進方向力とモーメント) が規格に示される式 F.1 と F.2 を満足する必要があります。荷重 (並進方向力とモーメント) の結果を比較し、F.1.2b を満足しているかを確認することができます。いずれかの合成荷重が許容値を超えていれば、ノズル評価結果は不合格となります。
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Clause F.1.2c - 作用荷重とモーメントをポンプ中心での作用荷重 (並進方向力とモーメント) に変換する式を示しています。これらの式の要求事項と API 610 を満足しているかの評価結果はレポートの最後に示されます。
API 610 は 1つの吸込み (suction) ノズルと 1つの吐出 (discharge) ノズルを許容します。
ポンプノズル - 入力 (Pump Nozzle - Input) タブ
荷重ケース - 入力 (Load Cases - Input) タブ