CAESAR II Version 3.18 機能 (1992/9) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

規格とデータベース

  • Canadian codes Z183 と Z184 を 1990/1992 発行に合わせて変更しました。

  • イタリアのスプリングハンガーメーカー INOFLEX を追加しました。

  • 環境設定プログラムのデータベースオプションで、弁 (Valve)フランジ (Flange) のデータベースの選択ができるようになりました。 さらに、フランジなし (NOFLANGE) をデータベースに追加しました。

  • フランジ応力/漏洩モジュールに対する 材料データベース (Material Database) を更新しました。 ASME Sect VIII, Division 1, A91 Addenda, の変更に対して、データベースを更新しました。材料は規格の順番に配列し、材料数は 450 から 1100 に増加しました。

  • ドイツの鋼材ライブラリーに対応して、構造物鋼材モジュール (C2SとAISC) を更新しました。

インターフェイスの追加

  • CAESAR II 入力ファイルと ASCII テキストファイル間の双方向の新しいニュートラルファイルを用意しました。

  • Stoner社の LIQT と CAESAR II の動的モジュール間のインターフェイスを用意しました。 このインターフェイスは、時刻歴解析結果から荷重スペクトルを作成して配管の動的荷重を得ることができます。

その他の変更

  • 静的解析応力要約レポートを、最大応力ではなく最大規格応力比率で出力するように修正しました。

  • その他 (miscellaneous) のオプションを環境設定ファイルに追加しました。 このオプションで、ANSI, JIS, DIN 配管仕様の指定ができます。

その他 (Miscellaneous) メニューの他のオプションは、次の通りです:

  • Intro/Exit Screens (On/Off) - このオプションは、開始画面と終了画面の表示を切り換えます。

  • Yes/No Prompts (On/Off) - このオプションは、確認表示 (yes/no/are_you_sure prompts) を切り換えます。

  • Output Reports by Load Case (Yes/No) - デフォルトでは、CAESAR II は荷重ケースごとに静的出力レポートを作成します。 このオプションで項目ごとに作成できます。

  • Displacement Report Node Sort (Yes/No) - このオプションは、静的解析結果の変位に対して節点の並び替えの切換えをします。

  • ファイルハンドラーがディレクトリーとディスクドライブの選択とログを操作できるようになりました。 ファイル名の初期表示をユーザーが制御できます。 1列、あるいは複数の列での表示と並び替えができます。

  • CAESAR II のインストール状態をチェックできるファイルの検証機能を追加しました。 これにより、ハードディスクの損傷、あるいはウィルスによるプログラムの損傷を検知できます。

  • 静的解析出力メニューに新しいレポートが追加されました。 これにより、要素ごとの「局所座標系での荷重」レポートを得ることができます。

  • 大規模動的解析での動的合成モジュールで32ビットバージョンを用意しました。 このモジュールは少なくとも 386 プロセッサーが必要です。

  • アニメーションモジュールが、モード形状のハードコピーが可能なように修正されました。