埋設管モデラー (Buried Pipe Modeler) を使う上での推奨される手順のアウトラインを次に示します。
埋設管の解析例で、モデラーの機能を説明します。 この例題は推奨する埋設配管設計のガイドラインというわけではありません。 詳細は、埋設管の例題 (Buried Pipe Example) を参照してください。
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CAESAR II ツールバーの 埋設管入力 (Underground Pipe Modeler) をクリックするか、入力 > 埋設管 (Input > Underground) をクリックして、モデラーを開きます。
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Buried Pipe Modeler メインメニューの ファイル > 開く (File > Open) を選択して、オリジナルの非埋設管ジョブを選択します。
オリジナルのジョブは埋設管モデルのもととなります。既存のジョブで、配管系の基本的な幾何学形状だけは入っている必要があります。モデラーは、埋設部分にある入力済みの拘束条件を削除します。
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Buried Pipe Modeler ツールバーの 地盤モデル (Soil Models) をクリックします。
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Basic Soil Modeler ダイアログで 地盤モデルの種類 (Soil Model Type) を選択します。
選択した地盤モデルの地盤データがダイアログに表示されます。
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必要な地盤データを入力して、OK をクリックし、ダイアログを閉じます。
地盤モデルを追加するには、Add New Soil Model をクリックします。
地盤データは、拡張子 SOI を付けたファイルに保存されます。
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埋設要素データ入力の列 1-5 に、埋設する配管系の部分を入力し、必要な細かい要素分割を定義して、保存 (Save) をクリックします。
列 6-13 には、ユーザ定義の地盤データを入力できます。
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Buried Pipe Modeler ツールバーの 変換 (Convert) をクリックして、オリジナルモデルを埋設モデルに変換します。この手順は変換の詳細な内容を作成します。
デフォルトでは、ジョブ名の後ろに B が付きます。 たとえば、オリジナルのジョブ名が UndergroundPipe であれば、2番目の入力ファイル名を UndergroundPipe B として保存します。 デフォルトの名前が適切でない場合、 File > Change Buried Pipe Job Name を選択して埋設ジョブ名を変更します。
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ファイル > 終了 (File > Exit) を選択して、CAESAR II メインウィンドウに戻ります。ここから、入力 > 配管系 ( Input > Piping) で埋設モデルを確認および編集できます。スラスト受けのような拘束条件を追加して、埋設管ジョブの解析を実行します。
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埋設管の解析例で、モデラーの機能を説明します。この例題は推奨する埋設配管設計のガイドラインというわけではありません。 詳細は、埋設管の例題 (Buried Pipe Example) を参照してください。