それぞれの荷重ケースの支持荷重の程度を示します。標準的な項目を以下に示します。
NODE |
FX |
---|---|
5 |
716 |
649 |
|
2X(1) |
それぞれの節点の 1行目は、動的荷重作用下である時刻での最大荷重を示しています。2行目は荷重による動的モーダル解析結果の最大値を示しています。3行目は最大値を示したモードと荷重を示しています。レポートの形式は最大変形となる要因となった卓越するモードを特定することができます。
モード特定の行は、次のように分解して解釈することができます:
2 |
X |
(1) |
---|---|---|
モード (mode) |
荷重方向 (load direction) |
(荷重成分 - load component) |
たとえば、節点5 は動的荷重による結果は 716 であり、結果 716 のうち最大モード成分は 649、卓越モードが 2 で最初の X方向であったことを示しています。変形応答スペクトル解析による最初のサポートの動き、あるいは荷重応答スペクトル解析による最初の荷重セットによる結果となっています。この動的出力レポートは問題があれば、それを把握することができます。問題があれば、どの振動モードを、あるいはどの荷重成分がこの問題を引き起こしているかをユーザーが特定できます。
成分が (P) とついていれば、地震時アンカー変位による準静的な結果が応答の成分のうちの大半を占めていることを示しています。成分が (M) とついていれば、喪失質量による結果が応答の成分のうち大半を占めていることを示しています。標準的な支持荷重のレポートを次に示します。