FEA変換後の面内と面外のSIF (In-Plane and Out-Plane SIFs After FEA Translation) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

ホーム (Home) > FEA Tools > FEA Translation によって変換されると、ティーを構成する要素の方向に基づいて、ティーの面内と面外の SIF (応力集中係数) の定義は異なる場合があります。

FEA によって計算されたたわみ特性値を適切に適用するために、変換ツールはティー部品を梁モデルで新たに一連の直管と剛体を作成し、CNodesを用いた拘束を用いて対応する要素を接続します。CAESAR II によって、元の継手の定義であった局所座標は失われてしまいます。変換ツールは、FEA Toolsによる梁モデルから CAESAR II 配管システムの分岐接続におけるSIF情報を変換ツールは正しく解釈する必要があります。母管と分岐管の C-Node 接続において、同一方向に2つの梁要素が存在するために面内方向が決定できません。

変換ツールは継手の種類を空白にして CAESAR II にデータを受け渡します。分岐部に作成された C-Node を持つ要素は 3次元継手としての意味を持ちません。2つの要素は同一線上にあるため、ソフトウェアはデフォルトである直線要素の方向を面内と面外の SIF とします。デフォルトの面内と面外の方向は実際の 3次元継手としての方向とは異なるかもしれません。FEA 変換で、元のティーの方向に基づいて正しく面内と面外の SIF を設定します。