ブルドン効果のアクティブ化 (Activate Bourdon Effects) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

使用するブルドン効果オプションを指定します。ドロップダウンリストからオプションを選択して、ブルドン圧力効果を有効にします。ブルドン圧力効果は、直管を伸ばし、あるいは軸にそって変形します。ベンドでは near、far を結ぶ中心線を伸ばします。ブルドン圧力効果を無効にすると、圧力による総体的な変形はありません。ブルドン効果のアクティブ化 (Activate Bourdon Effects) オプション設定にかかわらず、プラスチック管ではブルドン効果が常に考慮されます。

デフォルトでは、CAESAR II は鋼管の配管系ではブルドン効果を考慮しません。すなわち、圧力による配管系の変形はありません。

オプションとして、ユーザーは圧力による変形効果を考慮することができます。これらの効果は、長い配管、高圧配管、荷重に敏感な機器に接続する大口径ベンドで影響を与えます。

ブルドン効果は、繊維強化プラスチック配管では重要であり、並進方向のブルドン効果は全ての FRP管とベンドに対して自動的に適用されます。

2つのブルドン オプションがあります:

  • 配管系のエルボが鍛造か溶接継手で、円形断面であると考えられる場合には Translation only (並進方向のみ) オプションを用います。

  • Translational & Rotational (並進方向と回転方向) のオプションは、システムのベンドが直管からホット、あるいはコールドベンディングで製作されている場合に使用します。これらのケースでは、ベンディング後のベンド断面のわずかに残留する偏平に圧力が作用するとまっすぐになろうとする傾向があります。固定点のモーメントはこの開口に関連します。ベンドの元の断面が円であれば、固定点のモーメントはありません。