PCF マッピング (PCF Mapping) ダイアログを開き、ここでソフトウェアの .pcf マッピングを定義します。このユーティリティを使用して次のことが可能です:
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PCF キーワードと CAESAR II 属性のマッピングを変更する
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キーワード名を変更する
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新規キーワードを追加する
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クラッド厚さ、クラッド密度、追加の温度や圧力などの新規属性を作成する
インポート処理を始める前にカスタマイズしたマッピングを用意することで最善の結果を得られます。
保存 (Save)
System フォルダーのファイル PCF_MAP.XML にマッピングを保存します。
システム フォルダーを開く (Open System Folder)
C:\ProgramData\Intergraph CAS\CAESAR II\11.00\System フォルダーを開きます。ここで、他の .pcf マッピングファイルをテキストエディタで開いて、マッピングを手動で変更できます。
PCF 単位系マッピング (PCF Unit Mapping)
PCF 材料マッピング (PCF Material Mapping)
PCF 拘束マッピング (PCF Restraint Mapping)
PCF 応力集中係数マッピング (PCF Stress Intensification Factor Mapping)
マッピングをリセット (Reset Mappings)
マッピングテンプレートを変更します。Stress ISO または Super PCF を選択します。Stress ISO がデフォルト値です。
全文検索 (Full Text Search)
CAESAR II 属性 (Attribute) および PCF キーワード (Keyword) カラムを検索します。
Stress ISO マッピング
Intergraph Smart 3D でサポートされている component-attribute<n> フォーマットにカスタム属性を定義します。
CAESAR II 属性 |
PCF キーワード |
---|---|
圧力 (Pressure) 1 (設計圧力) |
COMPONENT-ATTRIBUTE1 |
温度 (Temperature) 1 (最大温度) |
COMPONENT-ATTRIBUTE2 |
材料 (Material) |
COMPONENT-ATTRIBUTE3 |
肉厚 (Wall Thickness) (異径コンポーネントの場合、異径側の肉厚) |
COMPONENT-ATTRIBUTE4 |
断熱材厚さ (Insulation Thickness) |
COMPONENT-ATTRIBUTE5 |
断熱材密度 (Insulation Density) |
COMPONENT-ATTRIBUTE6 |
腐れ代 (Corrosion Allowance) |
COMPONENT-ATTRIBUTE7 |
流体密度 (Fluid Density) |
COMPONENT-ATTRIBUTE9 |
耐圧試験圧力 (Hydro Test Pressure) |
COMPONENT-ATTRIBUTE10 |
ラインナンバー (Line Number) |
PIPELINE-REFERENCE |
Super PCF マッピング
CAESAR II 属性 |
PCF キーワード |
---|---|
圧力 (Pressure) 1 |
DESIGN-PRESSURE |
圧力 (Pressure) 2 |
ALT-DESIGN-PRESSURE |
圧力 (Pressure) 3 |
OPERATING-PRESSURE |
温度 (Temperature) 1 |
DESIGN-TEMPERATURE |
温度 (Temperature) 2 |
ALT-DESIGN-TEMPERATURE |
温度 (Temperature) 3 |
OPERATING-TEMPERATURE |
断熱材厚さ (Insulation Thickness) |
INSULATION-THICKNESS |
流体密度 (Fluid Density) |
SPECIFIC-GRAVITY |
耐圧試験圧力 (Hydro Test Pressure) |
TEST-PRESSURE |
ライン ナンバー |
PIPELINE-REFERENCE |
単位系 (Units)
これら属性値の単位は、値のあとに記述の単位ラベルで定義されます。たとえば、圧力属性の COMPONENT-ATTRIBUTE1 では、COMPONENT-ATTRIBUTE1 15.3 barg と指定できます。
barg のような選択された単位ラベルをソフトウェアが認識できない場合には、メインウィンドウリボンの ユーティリティ (Utilities) > ツール (Tools) > 単位の作成/確認 (Create/Review Units) で定義するように、ユーザーが System フォルダーのファイル PCF_UNITS_MAP.TXT に定義する必要があります。詳細は、単位を作成/確認 (Create/Review Units) および PCF 単位系マッピング (PCF Unit Mapping) を参照してください。
材料番号 (Material Number) では、要素の PCF COMPONENT-ATTRIBUTE3 が指定されていないか、認識できない場合にのみ、選択した材料がデフォルトの材料として配管要素に適用されます。