運転時のボルト許容値を割増する係数を設定します。推奨値は 1 となっています。
ASME Section VIII Division 2 の2007年改訂版までは、標準の許容値表の 2から 3倍のボルト荷重が運転時に ボルト許容応力割増係数 (Bolt Allowable Stress Multiplier) の使用は認められていました。ASME Section II Part D の2007年版以降の改訂版では、割増し係数はフランジ設計で規定されるボルト許容応力に変わっています。ソフトウェアは ボルト許容応力割増係数 (Bolt Allowable Stress Multiplier) を設定した高い値を使いますが、推奨はされていません。