分布荷重を定義します。基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 分布荷重 (Uniform Loads) チェックボックスをダブルクリックして、このオプションを選択するか、クリアします。
荷重係数として重力加速度単位の荷重 (G) を指定しない限り、ソフトウェアは配管の単位長さ当たりの荷重 (F/L) として分布荷重を設定します。
一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
-
lb/in
-
kN/m
-
N/m
-
N/cm
-
N/mm
分布荷重 (Uniform Loads) タブに最大 9つの分布荷重ベクトルを設定します。これらの分布荷重は要素の全領域に作用し、ユーザーが変更しない限り、モデル上の次の要素にも作用します。
UX, UY, UZ
各分布荷重ベクトルの X, Y, Z 成分を指定します。最大 9つのベクトルの成分を入力できます。
G単位 (G's)
重力加速度単位で分布荷重を指定します。G単位での分布荷重は、静的地震荷重としてしばしば用いられます。各ベクトルに対して個別に G単位で指定できます。
地震荷重ウィザード (Seismic Wizard)
地震荷重ウィザード (Seismic Wizard) を開きます。
環境設定 (Environment) > 特殊実行パラメータ (Special Execution Parameters) で G単位での分布荷重 (Uniform load in G’s) を選択することで、各ベクトルのデフォルトとして G単位 (G’s) を指定できます。詳細は、特殊実行パラメータ (Special Execution Parameters) を参照してください。
例
単位長さ当たりの荷重 (F/L) での分布荷重では、鉛直軸を Y軸とし分布荷重の単位が lb/in の場合に、8.0 lb/ft の積雪荷重は次のように指定できます:
UX |
UY |
UZ |
G単位 |
|
---|---|---|---|---|
1 |
-8/12 |
¨ |
あるいは次のようになります:
UX |
UY |
UZ |
G単位 |
|
---|---|---|---|---|
1 |
-.6667 |
¨ |
G単位での分布荷重は、水平 X方向に 1.0g の荷重を次のように指定できます:
UX |
UY |
UZ |
G単位 |
|
---|---|---|---|---|
1 |
1.0 |
þ |
-Y方向に 1.0g の荷重を指定でき、これは鉛直上を Y軸とする座標系での配管重量と等しくなります。
UX |
UY |
UZ |
G's |
|
---|---|---|---|---|
1 |
-1.0 |
þ |