円筒胴、球形胴、円錐など容器を作成する要素コマンドを用意しています。Elements パネルは Home (ホーム) タブ にあります。
Cylinder
円筒胴を配置します。
Ellipse
半楕円鏡板を配置します。
Torisphere
皿形鏡板を配置します。
Sphere
半球形鏡板または半球胴を配置します。
Cone
円錐鏡板または円錐胴を配置します。
Welded Flat Head
溶接平鏡板を配置します。.
ANSI/Bolted Flange
ボルト締め本体フランジを配置します。
Skirt
ベースリング付きスカートを配置します。
Rectangular Vessel Input
Rectangular Vessel Configuration (矩形容器設定) ダイアログ を開き、ここで矩形容器のパラメータを指定します。
ソフトウェアは解析で容器の完全なモデル化を必要とはしません。個々の要素あるいは要素グループが定義されれば、部分的な解析を行うことができます。適切な支持をモデル化した完全な容器は、自重と活荷重についての解析でのみ必要になります。
Skirt (スカート) を除くすべての要素は、横置容器あるいは縦型容器をモデル化する場合に使われます。
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縦型容器のモデル化では、ボトムからトップへ要素を配置することにより、モデル構築を行います。
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横置容器のモデル化では、左から右へ要素を配置することにより、モデル構築を行います。
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矩形容器のモデルは Rectangular Vessel を使用してすべて構築します。
容器の方向は最初の要素で設定されます。スカートから始めれば、縦型容器になります。鏡から始める場合、Utility (ユーティリティ) パネル の Flip Element Orientation (要素方向回転) をクリックして、縦型容器であればボトムに、横置容器であれば左の鏡に回転できます。モデルに 2番目の要素が追加されると、方向が固定されます。スカートは縦型容器を支持する場合にのみにモデル化できます。縦型容器のレグ、ラグ、サドルなど他のサポートは要素の部品としてモデル化されます。詳細は、Details (詳細) パネル を参照してください。