PV Elite インターフェイスと Paulin Research Group のソフトウェア NozzlePRO を使って、PV Elite の厚肉伸縮継手設計中に FEA を実行できます。伸縮継手の特定の特性についてさらに正確なデータを FEA で計算できます。
PV Elite の厚肉伸縮継手で有限要素法解析 (FEA) を実行するには、次の手順を行います。ASME、TEMA、EN 13445、PD 5500 管板の伸縮継手で FEA を実行できます。
PV Elite で伸縮継手の FEA を実行するには、Paulin Research Group の NozzlePRO をインストールしておく必要があります。
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PV Elite
を起動します。
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PV Elite の既存の熱交換器ジョブを開くか、新規ジョブを作成します。
Home タブで New をクリックして、新規ファイルのファイルタイプを ASME Section VII-Division 1 や PD 5500) に指定できます。ソフトウェアは、選択したファイルタイプであらかじめ多くの入力が設定された新規ファイルを開きます。
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Home タブの Details パネルで Tubesheet Analysis
をクリックします。
Heat Exchanger Tubesheet Input (熱交換器 管板入力) ダイアログが表示されます。
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Tubesheet Analysis Method と Exchanger Type を指定して、Expansion Joint Type を Thick Type (Flanged and Flued) に設定します。
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TubeSheet Properties タブで Fixed Tubesheets, gasketed both sides のような固定式の Tubesheet Type を選択します。
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Expansion Joint Data タブで Design Option を Analyze と指定します。
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Thick Expansion Joint Calculation Method を FEA と指定します。
ソフトウェアは、有限要素法解析に適用できるいくつかの入力を有効にし、伸縮継手の計算の必要ない入力を無効にします。
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Elastic Modulus、Poisson's Ratio (for FEA)、FEA Runtime Options を指定します。ここでユーザが入力した値が応力計算を決定して、ASME TS Calc または TEMA TS Calc 出力レポートに表示されます。ASME および TEMA 管板モジュールは、厚肉伸縮継手の FEA 計算に TEMA 9th Edition を使用します。
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Analyze をクリックします。解析が完了した後、出力レポートの Expansion Joint Stress Summary (PRG) セクションに注目します。
ASME TS Calc または TEMA TS Calc レポートの最後の方に Expansion Joint Stress Summary (PRG) が表示されています。FEA Runtime Option での選択が、応力サマリーレポートでどのような結果を表示するかを決定します。