Use Higher Long. Stress - PV Elite - Help - Hexagon

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風荷重あるいは地震荷重の長手応力に対する高い許容応力を使用する場合に選択します。短期荷重係数として 1.2 倍に許容応力を増加します。

ASME Section VIII, Division 1, Paragraph UG-23(d) では、地震荷重や風荷重と他の荷重との組合せに対する許容応力は 1.2倍に増加することを認めています。

ASME Section VIII Division 2 A08 では明確に許容応力の増加を許容していませんが、この入力で変更することができます。

ASCE-7 98 と IBC 2000 以降の規格などいくつかの規格では、風荷重と地震荷重に対して荷重の組み合わせを明確に定義しています。これらの規格は同じ方法論で地震荷重を定義しています。荷重の組み合わせでは地震荷重を係数 1.4 で除して、あるいは 0.7 を乗じて、限界許容応力度設計に変換しています。ASCE-7 2005, Chapter 13, paragraph 13.1.7 では参照文書 "ASME Section VIII Division 1 in this case" に基づいて耐震設計 (UG-22) が行われる場合に、この参照文書が用いられます。このパラグラフでは荷重は 0.7倍されています。IBC規格では風荷重と地震荷重の計算で ASCE によるようにしていることに着目してください。

  • PV Elite の Version 2009 以前は、このオプションを選択しても地震荷重ケースで引っ張りと圧縮の長手応力計算で許容応力の 1.2倍の割増しはできませんでした。この制限は、Version 2009 から取り除かれました。

  • PD 5500 と EN 13445 では短期荷重係数は適用できません。