Nozzle/clip design pressure options - PV Elite - Help - Hexagon

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ノズル部での圧力計算で次の設計圧力手法のいずれかを選択します:

  • 1. MAWP + Static Head to Element Bottom - ノズルが設置される要素のボトムにおけるノズルに作用する内圧を計算します。この圧力は容器の最大許容運転圧力 (MAWP) に要素の水頭圧を加算した圧力です。このように、異なる要素に設置されるノズルに対して設計圧力は変わります。設計過程でノズル位置が変わらないのであれば、このオプションが適切です。ノズルが容器の下側にあって、水頭圧で付加的な圧力があるような場合に、このオプションを使ってノズル形状が満足しているか再計算を行ってください。

  • 2. Design P + Static Head - ノズル位置の内圧を正確に計算します。圧力は設計内圧と付加されるノズル位置での水頭圧の和です。容器の再設計、MAWP 検討のされていない新しい容器の設計に対しては、このオプションが適切です。容器の全体としての MAWP が決定されなければならないとき、計算される MAWP がすべての部品でこの高い圧力に満足していることを確認するために、モデルの再計算を行うようにしてください。すべての部品の圧力は Design Constraints (設計条件) タブDesign Internal Pressure で変更されることがあります。

  • 3. Overall MAWP + Static Head (governing element) - MAWP を支配する要素のボトムでの静水圧に基づいて、容器のすべてのノズルの設計内圧を計算します。容器のノズル位置が顧客の要求により変更された場合には圧力計算の内容に変更はないので、ノズル計算を再実行する必要はありません。新しく容器を設計する場合の理想的なオプションで、通常最も安全側のオプションになります。

  • 4. MAWP + Static Head to Nozzle - 容器の MAWP を計算してノズル位置の液面から水頭圧を加算します。異なる高さにあるノズルでは、設計圧力が異なります。

    下部鏡板によってMAWPが決まっている場合、これが最も安全側のオプションになります。

ノズル補強が必要となった場合の MAWP によって容器の MAWP を決める必要がない場合は、オプション 1、3、4 のいずれかを用いるべきです。これは容器に対する化学および石油化学産業ではごく普通の要求事項です。