Paragraph 4.6.1, Table I.2 から構造物クラスの値を選択します:
-
A - 水平あるいは鉛直の構造物長さで 20m未満。離れた構造物要素は風荷重を直接受けます。
-
B - 水平あるいは鉛直の構造物長さで 20m から 50m
-
C - 水平あるいは鉛直の構造物長さで 50m より大きい
Structure Class (構造クラス) に影響を与える係数
Paragraph 4.6.3.1 における寸法係数 FC, α と δ。寸法係数 FC で与えられた寸法を持つ建物に対して有効に働く突風の時間を考慮します。Table I.2 の建物の寸法分類を考慮して Table I.3 からこの係数が決定されます。
構造クラス |
FC |
A |
1.0 |
B |
0.95 |
C |
0.90 |
係数 α と δ は Terrain Category (地形分類) で得ることができます。次に示す Table I.4 でこれらの係数が設定されています。Figure III.1 に Tomo de Ayudas de diseño (アユーダデデセノからトモまで) 高さに応じた係数の変化 Fα が地形分類と構造クラスと共に示されています。
地形 |
α |
δ |
||
構造クラス |
||||
A |
B |
C |
||
1 |
0.099 |
0.101 |
0.105 |
245 |
2 |
0.128 |
0.131 |
0.138 |
315 |
3 |
0.156 |
0.160 |
0.171 |
390 |
4 |
0.170 |
0.177 |
0.193 |
455 |
δ - 地上高さからの平均高さで、風速変化があまり重要でない場合は一定に保たれます。この高さは勾配高さ δ と Z でメートルの単位で与えられます。
α - 高さに応じた風の変化を示す指数値です。この値は無次元量です。