現在のモデルで計算を実行し、ヨーロッパ圧力機器指令 (PED, European Pressure Equipment Directive) に従った設計製造基準に適合しているかを判断します。
Performs PED Category Calculations
選択すると、PED 計算を実行します。
PED Version
PED バージョンを指定します。2016年より適用された現行版の場合、PED 2014/68/EU を選択します。2002年5月に制定された旧版の場合、PED 97/23/EC を選択します。
Parameter columns
現在のモデルが圧力容器の場合、Vessel Parameters カラムと N/A カラムが表示されます。N/A カラムは使用しません。
現在のモデルが熱交換器の場合、Shell-side (シェル側) カラムと Tube-side (チューブ側) カラムが表示されます。
Equipment Type per Article 4
機器の種類を指定します。1.1 Vessels (圧力容器)、1.2 Fired Heaters (直火を受ける加熱器)、1.3 Piping (配管) のいずれかを選択します。
Fluid State
流体が Gaseous (気体) か、Liquid (液体) かを指定します。
Fluid Group
流体が Group 1, Hazardous (危険物) か、Group 2, Non-Hazardous (非危険物) かを指定します。
Print PED Module Text
出力レポート に付加される PED 結果に PED モジュールの説明文字を追加します。
Maximum Allowable (Design) Pressure
最大許容圧力を指定します。PED では 0.5 bar(g) 以上の値を要求しています。
値を定義した後に TAB キーを押すと、ステータスエリアに PED の分類結果が表示されます。
Maximum Volume / Piping Nominal Diameter
内側が腐食された後の容器最大容量を指定します。Calculate Weight, Volume, and Surface Area 
を使用してソフトウェアに値を計算させることもできます。
Equipment Type per Article 4 で 1.3 Piping を選択した場合、この入力項目でパイプの呼び径を指定します。
値を定義した後に TAB キーを押すと、ステータスエリアに PED の分類結果が表示されます。
Maximum Temperature (for Piping)
配管の最大温度を表示します。
Status area
ダイアログ下部に PED 分類結果が表示されます。
Calculate Weight, Volume, and Surface Area
Element Weight, Volume, and Surface Area ダイアログを開きます。ダイアログにはモデルの各要素の重量と体積の情報が表示されます。
Status area
ダイアログ下部に要素の総重量と総容量が表示されます。
Update Volumes
PED Classification Utility の Maximum Volume フィールドに腐食後の総容量を入力します。
容器全体をモデル化した後、容量だけを更新してください。