解析の実行 - PV Elite - Help - Hexagon

PV Elite Help

Language
日本語
Product
PV Elite
Subproduct
PV Elite
Search by Category
Help

Home (ホーム) タブの Analyze (解析) パネルには、2つのオプションがあります: Error Check Only (エラーチェックのみ) Analyze (解析) です。Error Check Only (エラーチェックのみ) オプションを用いれば、疑わしいデータを入力した場合に直ちにエラーチェックが行われます。Analyze (解析) は解析が行われる前に自動的にエラーチェックを行います。エラーチェックからのコメントは Review Reports (レポート照査) でも検討できます。

エラーは解析に進む前に修正しておいてください。

解析に入ると、PV Elite は解析段階、あるいは解析されている部品を表示します。内圧に対する板厚などの Design Modification (Design Constraints タブ) (設計修正) が設定されていると、PV Elite は必要な板厚に再設定して、これらの増された板厚をすべての出力レポートとすべての他の計算に渡します。例えば、入力された板厚が 1/2 inch であったとして、荷重と設計オプションから必要板厚が例えば 5/8 inch と計算され、不十分と判断されれば出力レポートの入力された値 1/2 inch を計算された必要板厚 5/8 inchに置き換えます。プログラムはもともとのモデルデータに変更を加えません。内圧、外圧、水圧試験の圧力ケースに対して、PV Elite は要素の板厚をチェックし、軸荷重と曲げ荷重を組み合わせて、全体設計データでそれぞれの荷重ケースを構成します。PV Elite は容器の両側の長手方向応力の計算もします。例えば、風荷重では 風上側風下側 の計算を行います。また、計算された応力を引っ張り側と圧縮側それぞれに対して許容応力と比較します。PV Elite は、引っ張り側、圧縮側に対して限界値に近い比率の 風上側 または 風下側 の応力を表示します。

解析が終了すると、Review Reports (レポート照査) プロセッサーが画面上に解析結果を表示します。