ノズル方向に関する入力についてもっと一般的な別の方法を用意しています。モデルの座標系の方向にあるノズルに限定されません。たとえば、Nozzle Input/Analysis (ノズル入力/解析) ダイアログでの Offset Dimension L (オフセット寸法 L) や Layout Angle (レイアウト角度) のような標準のパラメータを使用する場合に、ヒルサイドノズルは X、Y、Z方向に配置されています
Layoutコマンドと Nozzle Layout and Placement ダイアログを使うと、ヒルサイドノズルは Layout Angle の代わりに Reference Angle alpha (参照角度 alpha) を使ってどこにでも配置することができます:
Nozzle Style
ノズルの方向スタイルを選択します:
ノズルのスタイル |
円筒胴要素 |
鏡要素 |
---|---|---|
Radial Nozzle (半径方向ノズル) |
||
Hillside Nozzle (ヒルサイドノズル) |
||
Lateral Nozzle (ラテラル ノズル) |
Layout, Reference or Tilt Angle alpha
Nozzle Offset Dimension L (ノズルオフセット寸法 L) を参照する線の角度を入力します。
Nozzle Offset Dimension L
参照線からノズル中心線までの距離を入力します。
Nozzle "X" Dimension と Nozzle "Y" Dimension
鏡のノズルでは、Nozzle "X" Dimension (ノズル X寸法) と Nozzle "Y" Dimension (ノズル Y寸法) を入力して、Reference Angle alpha (参照角度 alpha) と X-Y座標位置から Nozzle Offset Dimension L (ノズルオフセット寸法 L) を計算します。鏡のノズル位置は、しばしば X-Y 座標系で与えられます。
Projection Dimension "Proj" or "hf"
半径方向ノズルやヒルサイドノズルでは、円筒胴の中心線からノズル端までの距離を入力します。ソフトウェアは、突き出し長さ ho を計算します。
円筒胴のノズルの場合:
鏡のノズルの場合:
Hillside Nozzles (ヒルサイドノズル)
鏡のヒルサイドノズルは、しばしば、フランジフェイス面が同じ高さに配置されます。鏡の曲率のためにそれぞれのノズルは、異なった 外側の突き出し長さ ho となります:
Projection Dimension "Proj" の値はそれぞれのノズルで 同じ なので、この配置は単純です。
OK をクリックしてパラメータを保存し、Nozzle Input/Analysis ダイアログに戻ります。新しい方向の値が表示されます。