ノズル方向 (Nozzle Main タブ) - PV Elite - Help - Hexagon

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日本語
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PV Elite
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ノズルの取付け方向に関するパラメーターを定義します。

Is this nozzle connected to another nozzle?

ノズルが他のノズル上に設置されている場合に、このオプションを選択します。

Parent Nozzle

ノズルに対して親のノズルを選択します。

Offset Dimension L

From Node (From節点) からノズルの中心線までの軸方向距離を入力します。ノズルが鏡に取り付けられている場合は、鏡中心からの距離を入力します。この寸法は、ゼロでなければ必ず入力してください。このオプションは、Distance from "From" Node (From節点からの距離) と同様で、ノズルが鏡要素にある場合に有効です。

Distance from Shell Surface

From Node からノズルの中心線までの軸方向距離を入力します。ノズルが鏡にある場合、鏡の中心線からの距離を入力します。この寸法は、ゼロでなければ必ず入力してください。このオプションは Distance from "From" Node (From節点からの距離) と同様で、Is this nozzle connected to another nozzle? を選択した場合に有効です。

Layout

クリックして Nozzle Layout and Placement (ノズルレイアウトと配置) ダイアログ を開き、モデルの座標系に依存したノズル方向を設定します。

Layout Angle

容器図面の参照基準角度ゼロから胴に接続するノズル節点の中心線までの角度を入力します。

横置容器では、時計 12:00 位置を 0度、3:00 を 90度とします。横置容器が液面を持ち、ノズルが Load Cases (荷重ケース) タブの Nozzle/Clip Design Pressure Options (ノズル/クリップ設計圧力オプション)Design P + Static Head (設計圧力と静水圧) を使って設計される場合に、これらのレイアウト角度は重要になります。縦型容器では、角度は任意です。グラフィックスのレンダリングの目的で、0度の線は 3:00、90度は 12:00 になります。

0度の参照方向 (北、西と東) の位置と、角回転 (時計回り、反時計回り) は Tools タブの Set Configuration Parameters にある Set Default Values タブ (Configuration ダイアログ) で設定します。

新しい方向が選択されているモデルと異なる場合、ソフトウェアは新しい設定にモデルを更新するか問合せをします。更新されると、プラットフォームの重量と面積が再計算されます:

  • List Dialog (リストダイアログ) をクリックします。Detail Listing (部品リスト) ダイアログで、Platform (プラットフォーム) タブをクリックしてプラットフォーム データを表示します。Platform Wind Area (プラットフォーム風面積)Platform Weight (プラットフォーム重量) をクリックして、再計算します。

  • それぞれのプラットフォームで Platform Input (プラットフォーム入力) をクリックします。Platform (プラットフォーム) ダイアログのフィールドを Tab で移動していくと、重量と面積が再計算されます。

回転が、ノズル、クリップ、レグ、リフティングラグ、サポートラグ、ベースリング、プラットフォーム、重量、半割パイプジャケットに適用されます。

デフォルトの方向

Angle Position (角度の位置): North (北)
Rotation Direction (角度方向): Clockwise (時計回り)

Radial Nozzle

半径方向ノズルの設定を選択します。

Angle or Lateral Nozzle

斜めあるいはラテラル ノズルの設定を選択します。Centerline Tilt Angle (中心線の斜め角度) も入力し、必要であれば Cyl./Cone Offset Dimension L (胴/円錐オフセット寸法 L) を入力します。

Centerline Tilt Angle

Angle or Lateral Nozzle (角度付きまたははラテラルノズル) を選択したときに非半径方向ノズルの角度を入力します。

非半径方向ノズルでは、容器とノズル中心線間の角度と、容器中心からのオフセットを設定することができます。この容器-ノズル中心角度は 0度から設定された形状制限に依存する値まで変化させることができます。トップ鏡のノズルでは、この値は 0度から 90度の範囲になります。ボトム鏡では、この値は 90 から 180度までになります:

非半径方向ノズルと非ヒルサイドノズルの入力設定は、Version 2008 から変更されました。 ノズル中心線と容器中心線の間の計測された角度です。この値はモデルの電子図面から得ることができます。

Cyl./Cone Offset Dimension L

Radial Nozzle (半径方向ノズル) あるいは Centerline Tilt Angle (中心線の斜め角度) のいずれも選択されていないヒルサイドノズルと、Centerline Tilt Angle (中心線の斜め角度) が選択されている角度付きノズルの、容器中心線からのオフセット距離を入力します。

ヒルサイドノズルといくつかの傾いたノズルは、ASME 規格の両面補強に対して面積補償要求事項に適合した計算ができます。このような場合には、ソフトウェアは自動的にノズル開口部の対応する長さを使って、両面の面積要求事項をチェックします。一体型であれば規格の F 係数を 0.5 として自動的にヒルサイドの方向に適用します。ノズル取付け部に補強板があれば 1.0 の値が使われます。係数 F は長手方向応力が円周方向応力の半分であることを考慮しています。係数 F の使用は内圧が作用している胴と円錐に限られます。

Projection Outside

容器の表面からノズルのフランジやふた板の下端までのノズルのパイプ長さを入力します。この長さは重量計算と外圧計算に使われます。パイプ全長 (Projection Dimension (Proj) or "hf") は Nozzle Layout and Placement (ノズルレイアウトと配置) ダイアログ で定義されます。

Projection Inside

容器の表面から内側へのノズルのパイプ突き出し長さを入力します。ソフトウェアは Projection Inside と補強板の Limits (Thickness) のうち小さい方を使って、内部のノズル有効面積を計算します。容器にかなり長く挿入されている場合には 6 や 12インチのような大きな数値を入力しても支障がありません。

ASME VIII-1 UW-16.1 スケッチ K などのいくつかのノズルの種類では、内側のノズル突き出しは容器の内側表面からノズル内側端までの距離です。距離は胴の厚さより小さくなります。

ジャケットがある容器 に内側突き出しノズルがある場合、ジャケット計算には胴のパラメータを使用します。ノズルが内部突き出しを持たない場合、ジャケット計算はジャケットにノズルを配置します。

Limits (Diameter)

ノズル補強に寄与する部分の最大径を入力します。例:

  • 2つのノズルが接近していて補強が重なっている場合

  • 容器の溶接線のために補強有効面積を減らしたくない場合

Limits (Thickness)

ノズル補強に寄与する部分の最大厚さを入力します。例えば、スタッドパッドやノズルスタブの補強部分が、容器の壁に垂直方向の補強有効範囲まで同じ厚さではない場合です。

Overriding Weight

ノズルが標準のノズル重量と著しく異なる場合に重量を入力します。重量は、ソフトウェアの他の入力された値や代表的な重量の内部テーブルに基づいて計算した重量を上書きします。