ノズルの取付け方向に関するパラメーターを定義します。
Is this nozzle connected to another nozzle?
ノズルが他のノズル上に設置されている場合に、このオプションを選択します。
Parent Nozzle
ノズルに対して親のノズルを選択します。
Offset Dimension L
From Node (From節点) からノズルの中心線までの軸方向距離を入力します。ノズルが鏡に取り付けられている場合は、鏡中心からの距離を入力します。この寸法は、ゼロでなければ必ず入力してください。このオプションは、Distance from "From" Node (From節点からの距離) と同様で、ノズルが鏡要素にある場合に有効です。
Distance from Shell Surface
From Node からノズルの中心線までの軸方向距離を入力します。ノズルが鏡にある場合、鏡の中心線からの距離を入力します。この寸法は、ゼロでなければ必ず入力してください。このオプションは Distance from "From" Node (From節点からの距離) と同様で、Is this nozzle connected to another nozzle? を選択した場合に有効です。
Layout
クリックして Nozzle Layout and Placement (ノズルレイアウトと配置) ダイアログ を開き、モデルの座標系に依存したノズル方向を設定します。
Radial Nozzle
半径方向ノズルの設定を選択します。
Angle or Lateral Nozzle
斜めあるいはラテラル ノズルの設定を選択します。Centerline Tilt Angle (中心線の斜め角度) も入力し、必要であれば Cyl./Cone Offset Dimension L (胴/円錐オフセット寸法 L) を入力します。
Projection Outside
容器の表面からノズルのフランジやふた板の下端までのノズルのパイプ長さを入力します。この長さは重量計算と外圧計算に使われます。パイプ全長 (Projection Dimension (Proj) or "hf") は Nozzle Layout and Placement (ノズルレイアウトと配置) ダイアログ で定義されます。
Projection Inside
容器の表面から内側へのノズルのパイプ突き出し長さを入力します。ソフトウェアは Projection Inside と補強板の Limits (Thickness) のうち小さい方を使って、内部のノズル有効面積を計算します。容器にかなり長く挿入されている場合には 6 や 12インチのような大きな数値を入力しても支障がありません。
ASME VIII-1 UW-16.1 スケッチ K などのいくつかのノズルの種類では、内側のノズル突き出しは容器の内側表面からノズル内側端までの距離です。距離は胴の厚さより小さくなります。
ジャケットがある容器 に内側突き出しノズルがある場合、ジャケット計算には胴のパラメータを使用します。ノズルが内部突き出しを持たない場合、ジャケット計算はジャケットにノズルを配置します。
Limits (Diameter)
ノズル補強に寄与する部分の最大径を入力します。例:
-
2つのノズルが接近していて補強が重なっている場合
-
容器の溶接線のために補強有効面積を減らしたくない場合
Limits (Thickness)
ノズル補強に寄与する部分の最大厚さを入力します。例えば、スタッドパッドやノズルスタブの補強部分が、容器の壁に垂直方向の補強有効範囲まで同じ厚さではない場合です。
Overriding Weight
ノズルが標準のノズル重量と著しく異なる場合に重量を入力します。重量は、ソフトウェアの他の入力された値や代表的な重量の内部テーブルに基づいて計算した重量を上書きします。