ここまでで、PV Elite による、熱交換器でない場合の一般の圧力容器のモデル化の方法を学習しました。熱交換器の主な要素のチューブシート、チューブとチューブバンドル外側のモデル化について、いよいよ開始します。
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Tubesheet Analysis (管板解析) をクリックします。
Heat Exchanger Tubesheet Input (熱交換器 管板入力) ダイアログが表示されます。
ASME Section UHX で規定される熱交換器では、非常に多くの入力データが必要になります。
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Tubesheet Analysis Method (管板解析手法) で Fixed (固定) を選択します:
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Tubesheet Properties (管板特性) タブを選択します。
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Tubesheet Type (管板の種類) では、b Fixed Tubesheet, shell integral, extended as flange (b 固定管板、一体型、フランジ貫通) を選択します。
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Tubesheet Extended as Flange? (管板がフランジを貫通) を選択します。
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Tube Data (チューブデータ) タブを選択して、次の情報を入力します。
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Load Cases (荷重ケース) タブを選択して熱交換器に圧力と温度を入力し、管板とチューブのすべてのデータ入力を完了します。熱交換器に対して、圧力と温度の複数の組合せを入力できます。
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OK をクリックします。
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ウィンドウ下中央付近にある 3D View (3D ビュー) タブを選択します。
画面上で 3Dモデルを見ると、次のようになっているはずです。
チューブは 2列のみが表示されています。これは 3Dグラフィックスの特徴により、数百のチューブを表示するのは実用的ではないからです。