Include Missing Mass Components - PV Elite - Help - Hexagon

PV Elite Help

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日本語
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PV Elite
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PV Elite
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モーダル動的応答で抽出できかった、より高次のモードの寄与を表すスペクトル解析での補正を考慮する場合に選択します。これにより、計算時間を増やさずにより精度の高い結果をもたらすことができます。このオプションを選択すると、ソフトウェアは高次の抽出を計算するかかる時間を費やさずに、また起こりうる過度に安全側な合成方法を避けて、自動的に抽出されなかった同位相の正味の寄与を計算し合成します。

地震スペクトルあるいは荷重スペクトルあるいはモード時刻歴解析では、動的荷重が作用するシステムの応答はモード応答結果の重ね合わせで決定されます。この種のモーダル解析の利点の 1つは、通常限られた数のモードが励起し、それらを考慮すればよいということにあります。およそ 100 Hz までの固有振動数が使われます。この手法の欠点は、かなり低次の振動数のモードで変位はかなりの精度で得られますが、荷重、反力および応力はさらに多くのモード抽出が必要となることです。おそらくは、受容できける精度になるまでには非常に剛な範囲まで必要になります。この欠点を避けるために、Include Missing Mass Components (喪失質量成分を含める) オプションを選択します。