Floating Head Factors (Spherical Cover/Backing Ring タブ) - PV Elite - Help - Hexagon

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Compute "F" even if the pressure is 0

内圧がゼロであっても、遊動頭における係数 F を計算する場合に選択します。F は内圧の直接的な関数です。内圧が 0 であれば、F は 0 になります。しかしながら、規格の安全側の解釈では、解析されるケースにかかわらず F を計算します。代表的なケースでは、ボルト締付時が問題になるような場合には、ボルト締付時には内圧がありません。そのため、このオプションは選択されることはありません。このオプションは安全側の計算を行う場合のみ選択します。

Distance from Flange Centroid to Head Centerline (hr)

フランジ重心から鏡の中心とフランジの交接点までの距離 hr を入力します。腐れ代を考慮して入力します。フランジ中心より上にあれば正の値になり、フランジ中心より下にあれば負の値になります。この距離は規格計算で使われますが、Perform Soehren's Calc が選択された場合には計算は行われません。この場合は Q が使われます。下図を参照してください。

Distance from Flange Top to Flange/Head Intersection

遊動頭フランジのトップから皿鏡と腐れ代を考慮しないフランジの交接点までの距離を入力します。次に、Compute (計算) をクリックします。ソフトウェアは腐れ代を考慮して、腐れ代を考慮した hr の計算を行います。そして、その値を Distance from Flange Centroid to Head Centerline (フランジ重心から鏡中心までの距離) (hr) とします。この目的のほかに、ソフトウェアはこの値を使いません。

Compute

Distance from Flange Top to Flange/Head Intersection (フランジトップからフランジ/鏡交接点までの距離) がわかると、腐れ代を考慮した値となります。Compute (計算) をクリックします。 ソフトウェアは腐れ代を考慮して、腐れ代を考慮した hr の計算を行います。そして、その値を Distance from Flange Centroid to Head Centerline (フランジ重心から鏡中心までの距離) (hr) とします。

Perform Soehren's Calc

ソーレン (Soehren) の計算式を選択します。この球形キャップとフランジの相互作用により詳細な解析になります。計算された応力は、しばしば通常の規格で必要とされる鏡あるいはフランジの厚さより、幾分薄くなっても許容されるようになります。この解析は d タイプの遊動鏡にのみ当てはまります。規格の 1-6(h) でこの種の解析を許容しています。

Dim Q

フランジボルトフェイスから、接続する鏡内径とフランジ交接点までの距離 Q を入力します。Q はソーレンの計算で使われますが、規格計算では使われません。規格計算では hr が使われます。上図を参照してください。