目的、範囲と技術的根拠 - PV Elite - Help - Hexagon

CodeCalc Help

Language
日本語
Product
PV Elite
Search by Category
Help

ASME Tubesheets モジュールは ASME 規格 Section VIII Division 1 part UHX に準拠しています。また、このモジュールは管の荷重を計算し、Appendix A の適切な式に従って許容荷重と比較されます。固定、遊動と U字管の熱交換器のガスケット形状もまた管板から拡張されたフランジと同様に解析されます。従来は TEMA の式を用いていました。このモジュールは管配置として矩形と長方形の両方に対応しています。

このモジュールが実行されると、入力されたデータに対して式を含んだ結果が表示されます。CodeCalc は管板の必要厚さの算出において繰り返し計算を行います。シェル側と管側の腐れ代は最終の結果に加算されます。CodeCalc は、管板とシェルあるいはチャネルの接続部における構造不連続部の応力が高ければ、固定管板の塑性計算も行います。CodeCalc は Section UHX にあるグラフと関数式をすべて内蔵しています。

ソフトウェアはすべての荷重ケースを UHX に従って解析します。さまざまな圧力と温度の組み合わせに対して、指定された腐れ前と後についての条件で解析します。結果サマリー表が出力の最後に用意されます。ユーザーはいずれの荷重ケースについても詳細を印刷して確認することができます。

ソフトウェアは、固定管板に接続する厚肉伸縮継手の解析を行うこともできます。伸縮継手のばね定数と応力が TEMA 基準に従って計算されます。実際の応力は、ASME規格 Sec. VIII Div. 1, Appendix 5 に規定される許容値と比較され、継手の妥当性をチェックします。