分割されている場合に、遊動フランジのリングの分割数を入力します。0、1、あるいは2を選択します。一般的に、分割フランジはリングタイプのフランジになります。分割は、フランジを完全に容器から外す必要がある場合に使われます。フランジが 1分割で 2つの部品からなる場合には、フランジの設計モーメントは 2.0倍されます。フランジが 2つの分割リングであれば、各々のリングは設計モーメントを 0.75倍してあたかも分割のない一体のフランジとして設計する必要があります。対となるリングは、分割リングがお互いに 90度の分割線になるように組み立てる必要があります。
フランジが 1つの 2分割リングである場合には、フランジの設計モーメントは 2.0倍されます。上図は 1分割のリングを示します。
フランジが 2つの分割リングから構成されている場合には、それぞれのリングはあたかも分割のないものとして設計を行いますが、設計モーメントは 0.75倍します。ソフトウェアは自動的にこの値を考慮します。入力の際のフランジ厚さは必要厚さと共に四半分の厚さになります。全リングの厚さは、この値の2倍になります。
対となるリングは、分割リングがお互いに 90度の分割線になるように組み立てる必要があります。上図は 2つの分割フランジを示します。