CodeCalc と Paulin Research Group の NozzlePro のインターフェイスを使って、同じモジュールで FEA および WRC 107 を実行できます。FEA は多くのノズル形状に対応しています。
このモジュールは ASME Section VIII Division 1 の許容応力を使いますので、いくつかのケースでは安全側になります。Division 2 の値に切り替えることもできます。
FEA はグラフィックスで結果を表示できますので、さまざまな ASME 応力状態を持つことができます。主要な結果の例を次に示します。ASME での超過応力が表示されています。
ASME Overstressed Areas
Pad Edge Weld for Nozzle 1
Pl 1.5(k)Smh Primary Membrane Load Case 2
20,116 18,000 Plot Reference:
psi psi 1) Pl < 1.5(k)Smh (SUS,Membrane) Case 2
111%
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次のレポートは、Highest Primary Stress Report (もっとも高い 1次応力レポート) でノズル-シェル接合部とパッド周縁部の評価点での応力を示しています。
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Highest Secondary and Fatigue Stress Reports (もっとも高い2次応力と疲労応力のレポート) も示されています。
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次に、プログラムは CAESAR II のような梁要素タイプの配管系の応力解析プログラムに対するノズルの応力集中係数 SIF の一覧を表示します。
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NozzlePRO はそれぞれの個別成分での最大許容荷重を計算し、同時に作用している荷重の許容値を示します。1次と 2次の荷重に対してレポートされます。
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Maximum Individual Occurring |
Conservative Simultaneous Occurring |
Realistic Simultaneous Occurring |
---|---|---|---|
Axial Force (lb.) |
398030. |
120631. |
180946. |
Inplane Moment (in. lb.) |
5306513. |
1137199. |
2412363. |
Outplane Moment (in. lb.) |
3358105. |
719650. |
1526608. |
Torsional Moment (in. lb.) |
2343568. |
710264. |
1065396. |
Pressure (psi) |
344. |
111. |
111. |
|
Maximum Individual Occurring |
Conservative Simultaneous Occurring |
Realistic Simultaneous Occurring |
---|---|---|---|
Axial Force (lb.) |
618455. |
178300. |
267450. |
Inplane Moment (in. lb.) |
5998639. |
1222872. |
2594104. |
Outplane Moment (in. lb.) |
5458219. |
1182725. |
2508939. |
Torsional Moment (in. lb.) |
2938301. |
847110. |
1270665. |
Pressure (psi) |
422. |
111. |
111. |
安全側の同時作用荷重は、許容値の 60 から 70%の応力を生じさせます。現実的な同時作用の許容値は最大荷重が同時に作用する場合で、応力は許容値の 100% 近くになります。個々の荷重として最大の一次圧力荷重は、ノズル に MAWP が加わった時の有限要素法による計算だと考えることができます。
ノズルとシェルの接合部のたわみ性も計算することができます。これらのたわみ性で接合部のたわみ性の精度を上げることができますし、配管応力解析ソフトウェアで配管系をノズルに接合するモデル化で使うことができます。
同じモジュールから入力データの重複がなく、WRC 107 で実行することも、有限要素法解析を行うことも可能です。有限要素法プログラムでは有限要素法での要素分割を視覚上チェックできますので、応力解析の視点から FEA の結果についても確認することができます。
FEA の結果についての技術的な質問は Paulin Research Group にお問合せください。