B31.3 配管での持続荷重 (SL) についての長手方向応力計算に CAESAR II が何の式を用いるかを指定します。B31.3 規格 2010年版では、SL 計算に明確な式が記載されています。この規格の式は、以前のバージョンではオプションであった B31.3 Code Case 178 による計算でした。
ソフトウェアは、デフォルトでこの式を用いて持続荷重を自動的に計算します。たとえば、2010年版以前の CAESAR II ジョブでこの式を用いたくない場合には、環境設定 (Configuration Editor) > SIFs and Stresses の B31.3 Use SL Formulation Para 320 (2010) 設定を False に変更できます。
CAESAR II は環境設定のデフォルトで True を設定します。これは、ソフトウェアがこの式を用いて持続応力を算出して F/A やねじりを上書きすることを意味します。