S3D/SPR モデルの読み込み (Load an S3D/SPR Model) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

Smart 3D または SmartPlant Review モデル全体を VUEファイルまたは HSFファイルで読み込むには

  1. 配管系入力で、S3D/SPR モデル (Model) をクリックします。

    S3D/SPR モデルの読み込み (Load S3D/SPR Model) ダイアログが表示されます。

  2. 参照 (Browse) をクリックして表示したい VUEファイルまたは HSFファイルの場所を参照してファイルを選択し、開く (Open) をクリックします。

    フィールドに完全パス名を入力することもできます。

  3. 全読み込み (Full Load) を選択します。

  4. 必要であれば、モデル回転 (Model Rotation) でモデルを回転する角度を選択します。

    モデルを読み込むときにモデルのもとの角度から指定した角度にモデルが回転されます。

  5. ファイル読み込み (Load File) をクリックして、グラフィックファイルを CAESAR II 3D グラフィックス画面に表示します。

    ダイアログに戻って、モデル回転 (Model Rotation) で別の角度を選択できます。ソフトウェアは 3Dグラフィックス画面にすぐに回転した角度でモデルを表示します。ファイル読み込み (Load File) をクリックする前に回転を確認できます。

境界ボックス (Bounding Box) を使って Smart 3D または SmartPlant Review モデルを部分的に読み込むには

境界ボックス機能により、インポートするグラフィックモデルの一部を指定して CAEAR II モデルに表示できます。

既存の CAESAR II モデルの境界に境界ボックスを定義することも、標準操作 (Standard Operators) ツールバーの グループ選択 (Select Group) オプションを用いて、既存の CAESAR II モデルの一部を選択することもできます。次に、ダイアログ下部にある 立方体の作図 (Draw Cube) をクリックし、必要に応じて調整します。

  1. 配管系入力で、S3D/SPR モデル (Model) をクリックします。

    S3D/SPR モデルの読み込み (Load S3D/SPR Model) ダイアログが表示されます。

  2. 参照 (Browse) をクリックして表示したい VUEファイルまたは HSFファイルの場所を参照してファイルを選択し、開く (Open) をクリックします。

  3. 部分読み込み (Partial Load) をクリックします。

    再表示または表示設定を変更する必要がある場合は、再読み込み (Re-import) を選択します。

  4. 必要であれば、モデル回転 (Model Rotation) でモデルを回転する角度を選択します。

    モデルを読み込むときにモデルのもとの角度から指定した角度にモデルが回転されます。

  5. モデルの境界ボックスを使用 (Use Model Bounding-Box) オプションを選択します。

    標準操作 (Standard Operators) ツールバーの グループ選択 (Selection Group) オプションを用いて、枠で対象となる領域を囲んで要素を選択する方法もあります。境界ボックス座標 (Bounding Box Coordinates)選択による境界ボックス (Bounding Box from Selection) を選択します。

  6. ダイアログ下部の 立方体の作図 (Draw Cube) をクリックします。

    CAESAR II モデルに読み込むすべての部品を囲むまで、立方体の 6方向、つまり上、下、左、右、前、後ろの大きさを変更または表示移動できます。

    上図に示す通り、境界ボックスには次の 6つのマーカーがあります:

    • Anchor Marker - 境界ボックス始点を示し、赤で表示されます。このマーカーを使ってモデルのサイズ変更はできません。

      3つの面がこのマーカーと接していて、固定されています。どのマーカーを使っても動かすことはできません。境界ボックス全体を移動することはできます。

    • Top Face Marker - 上面を移動します。たとえば、Y_Up や Z_Up のようなモデルの上面の軸に垂直な面です。

    • Base Markers - 3つのベースマーカー (Base Marker) のうちのいずれかを選択してドラッグすることで、境界ボックスのサイズを変更できます。

      • Base Marker 1 - Base Marker 3 と同様に、Base Maker 2 で移動する以外の面を移動します。

      • Base Marker 2 - 2つの面を同時に移動します。

      • Base Marker 3 - Base Marker 1 と同様に、Base Maker 2 で移動する以外の面を移動します。

    • Centroid Marker - 境界ボックスの中心にあり、境界ボックス全体を移動します。

      X、Y、Z軸の値は、立方体のサイズや形をグラフィックスマーカーで変更するのに合わせて、始点 (Starting Point) ボックスに表示されます。始点 (Starting Point) ボックスは情報を表示するためだけのもので、表示のみのボックスです。

  7. ファイル読み込み (Load File) をクリックします。

    ソフトウェアは境界ボックス内にあるすべてのコンポーネントをモデル上に表示します。境界ボックスに一部があって、境界ボックスの外側までの大きさがあるコンポーネントは、その全体が表示されます。境界ボックスの外側に全体があるコンポーネントは、すべて表示から除外されます。