環境設定で定義された短期荷重係数を表示/上書きします。デフォルト値は、配管規格と発生頻度に応じて変更します。
ISO-14692
短期荷重係数は、異なる荷重ケース (運転荷重 (Operating)、持続荷重 (Sustained)、短期荷重 (Occasional)、耐圧荷重 (Hydrotest)) に対して別々に定義されています。これらの荷重ケースに対するデフォルトの短期荷重係数は次のとおりです:
-
1.0
持続荷重ケース
-
1.25
運転荷重ケース
-
1.33
短期および耐圧ケース
許容応力 (Allowable Stress) ダイアログの 短期荷重係数 (Occasional load factor) と システム設計係数 (System design factor) は、ISO-14692 で定義される 荷重に対する部分係数 (Part Factor for Loading) (f2) を算出する際に乗じられます。たとえば、デフォルトの短期荷重係数にデフォルトのシステム設計係数 0.67 を用いると、荷重に対する部分係数は次のようになります:
荷重ケースの種類 |
システム設計係数 (System Design Factor) |
短期荷重係数 (Occasional Load Factor) |
荷重の部分係数 (Part Factor for Loading) |
持続荷重 (Sustained, SUS) |
0.67 |
1.00 |
0.67 |
運転荷重 (Operating, OPE) |
0.67 |
1.24 |
0.83 |
短期荷重 (Occasional, OCC) |
0.67 |
1.33 |
0.89 |
耐圧試験 (Hydrotest, HYD) |
0.67 |
1.33 |
0.89 |