荷重ケースに対して、解析結果の種類を指定します。荷重ケースは 保持 (Keep) 状態であるものです。出力のゴミを最小にし、最終的に必要な結果のみしまっておくときにこのフィールドを使用します。利用できるオプションは以下のとおりです:
変位/荷重/応力 (Disp/Force/Stress)
変位量、拘束荷重、全体座標系と局所座標系の荷重、応力を作成します。運転荷重に対する応力評価を規定している配管規格で設計を行う場合には、運転荷重に対してこの選択をしてください。なぜなら、運転荷重に対しては、干渉チェック (変位) と運転荷重として極限状態である拘束荷重 (荷重) に関心があるからです。
変位/荷重 (Disp/Force)
変位量、拘束荷重、全体座標系と局所座標系の荷重を作成します。OPE ケースに対する応力評価を規定していない配管規格で設計を行う場合には、OPE 荷重に対してこの選択をしてください。
変位/応力 (Disp/Stress)
変位量と応力のみを作成します。
荷重/応力 (Force/Stress)
拘束荷重、全体座標系と局所座標系の荷重、応力を作成します。持続荷重 (Cold) に対してこの選択をしてください。なぜなら、持続荷重に対しては、運転荷重として極限状態である拘束荷重 (荷重) と規格要求評価 (応力) に関心があるからです。CAESAR II の前のバージョンで作成された FR の荷重組み合わせは、この荷重/応力 (Force/Stress) の種類に変換されます。
変位 (Disp)
変位量のみを作成します。
荷重 (Force)
拘束荷重、全体座標系と局所座標系の荷重を作成します。
応力 (Stress)
応力のみを作成します。絶対値で加算する持続荷重と短期荷重に対してこの選択をしてください。なぜなら、基本的には作為的に規格応力評価用のみに作成されたものだからです。CAESAR II の前のバージョンで作成された ST の荷重組み合わせは、この応力種類に変換されます。