FDBR - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

FDBR 規格は、ほとんどの部分で Code-Specific Settings (規格特記設定) に類似しています。詳細は、Code-Specific Settings (規格特記設定) を参照してください。

FDBR で使用する補強分岐計算 (Calculate reinforced tees using FDBR)

FDBR 規格は、補強分岐管で補強板の厚さをヘッダーの厚さまでに制限しています。 ユーザーが入力した補強板の厚さがヘッダーの厚さを超える場合には、ソフトウェアはヘッダー厚さに上書きします。

FDBR で使用する異径継手計算 (Calculate reduced intersections using FDBR)

異径継手は、ASME NC と同様に扱われます。詳細は、ASME NC を参照してください。

FDBRで使用する突合せ溶接計算 (Calculate butt welds using FDBR)

厚さにより 1.0、あるいは 1.8 となります。

FDBRで使用するたわみ係数計算 (Calculate flexibility analysis using FDBR)

配管系の応力解析に熱間時の縦弾性係数を用います。

FDBRで使用する熱荷重ケースでの許容応力計算 (Calculate the expansion case allowable stress using FDBR)

熱膨張ケースの計算では許容応力は Ehot と Ecold の比で補正します。ユーザーは Fac フィールドで、ソフトウェアの計算した比率を上書きすることができます。

FDBRで使用するレジューサ計算 (Calculate reducers using FDBR)

レジューサはたわみ係数を 1.0 とし、SIF は次の通りとしています:

最大 2.0 または 0.5 + .01*alpha* SQRT(D2/t2)

ここで:

D1 - 大径側の直径

t1 - 大径側の厚さ

D2 - 小径側の直径

t2 - 小径側の厚さ

Alpha - レジューサーの円錐角度 (度)

指定がない場合には次の式が適用されます:

Alpha = atan[ 0.5 * (D1-D2) / (0.60 * レジューサの勾配部分の長さ) ]

Alpha は 60°を超えてはならず、D1/t1 と D2/t2 はともに 100 以下でなければなりません。