Chapter VIII は、B31.8 でのオフショアの要求事項です。 詳細は、B31.8 を参照してください。
B31.8 Chapter VIII で使用する応力集中係数 (SIF)、たわみ係数、断面係数の計算 (Calculate the Stress Intensification Factors (SIFs), flexibility factors, and section moduli using B31.8 Chapter VIII)
すべての応力集中係数、たわみ係数、断面係数は、B31.8規格の通りです。 応力計算が腐れ代を考慮しない厚さで円周方向応力と長手方向応力の計算をします。 合成応力の計算では腐れ代を考慮した計算をします。
B31.8 Chapter VIII で使用する熱荷重ケースの計算 (Calculate the expansion load case using B31.8 Chapter VIII)
熱膨張ケースに対する規定はないため、規格での熱膨張ケースが作成されることはありません。
B31.8 Chapter VIII で使用する運転、持続、短期荷重の計算 (Calculate the operating, sustained, or occasional load cases using B31.8 Chapter VIII)
運転荷重、持続荷重、短期荷重ケースは全く同じように計算されます。 これらの荷重に対して、3つの応力計算が行われ、それぞれに異なる許容応力が適用されます。 許容応力に対して最も高い比率を示す計算応力が、許容応力とともに応力レポートに出力されます。 応力評価は次の通りです:
円周方向 (Hoop) 応力: Sh£ F1ST
長手方向応力: |SL| £ 0.8S
等価応力: Se £ 0.9S
ここで:
Sh = (Pi – Pe) D / 2t
Pi = 内圧
Pe = 外圧
D = 外径
t = 肉厚
F1 = 円周方向設計係数 0.50 あるいは 0.72、B31.8, Table A842.22 参照
S = 規格最小降伏点
T = 温度減少係数、B31.8, Table 841.116A 参照
S と T の積、すなわち運転温度での降伏点は CAESAR II 入力 (Input) の SH での入力が必要です:
SL = 最大長手方向応力 (正は引張りで、負は圧縮とする)
Se = 2[((SL - Sh)/2)2 + Ss2]1/2
Ss = ねじり応力