配管要素データ (Piping Element Data) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

作用要素 (Element Exposure)

ソフトウェアが流体力学荷重を算出する際に、流体による荷重を受ける要素と受けない要素を定義します。CAESAR  IIでは、オプションで行うことができます。流体力学荷重、風荷重を受ける要素、受けない要素を指定することができます。この指定は、変更しなければすべての要素に引き継がれます。

流体力学的係数 (Hydrodynamic Coefficients)

流体力学的荷重を受ける配管要素に、抗力係数 (Cd)、慣性係数 (Cm)、揚力係数 (Cl) を定義します。この指定はオプションです。流体力学的荷重を受けるすべての要素に、水深、波の位相に係わらず定数として指定することができます。代わりの方法として、これらの値を空白にしておくことができます。この場合には、CAESAR  II が前述の図の値から補間します。

海洋生物付着 (Marine Growth)

配管要素における海洋生物付着量を定義します。この値は配管要素の外径の増加量を入力します。このフィールドの単位は外径の単位です。流体動力学的荷重の計算で用いられる直径は、管の直径に 2倍の海洋付着物の長さを足した値です。