配管系入力 (Piping Input) メニュー: ブロック操作 (Global) > 節点 (Nodes)
ブロック操作 (Block Operations) ツールバー: 番号付け替え (Renumber)
ブロック内の節点番号を付け直します。
このコマンドを利用して、配管系の一部または全体をきれいに (クリーンアップ) できます。モデル全体をひとつのブロックにしたり、すべての節点番号を付け替えたりすることは、珍しいことではありません。
ブロックの節点番号を再付番するには
番号付け替えの前には、ジョブをコピーしておいてください。番号付け替えの対象に接続節点 (CNode) で相互接続した拘束が多くある場合は、特に気をつけてください。
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3D グラフィックス画面、または 要素 (Elements) ダイアログで再付番したい節点のブロックを選択します。
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ブロック操作 (Block Operations) ツールバーの 番号付け替え (Renumber) アイコンをクリックします。
ブロックの番号付け替え (Block Renumber) ダイアログが表示されます。
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ブロックの節点を増分するか再付番するかを選択します。
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増分 (Increment) を選択して、ブロックのすべての節点番号を変更します。増分・減分量は 節点の増分 (Node Increment) として + または - で指定します。たとえば、ブロックに節点 10、30、600、25、670 があり、増分 (Increment) を選択して 節点の増分 (Node Increment) を 100 と指定すると、ソフトウェアはブロックの節点をそれぞれ 110、130、700、125、770 に変更します。
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番号付け替え (Renumber) を選択して 開始節点 (Start Node) ボックスを有効にし、開始節点 (Start Node) 番号と 節点の増分 (Node Increment) を指定して、選択したブロックの節点を再付番します。たとえば、ブロックに節点 10、30、600、25、670 があり、番号付け替え (Renumber) を選択して 開始節点 (Start Node) を 100、節点の増分 (Node Increment) を 10 と指定すると、ソフトウェアはブロックの節点をそれぞれ 100、110、120、130、140 に変更します。
モデル内の他の場所で使用されている節点番号と重複しないように、開始節点 (Start Node) と 節点の増分 (Node Increment) の値を調整してください。
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選択したブロックと接続している要素の節点番号を付け直したい場合、境界節点の再付番 (Renumber Matching Nodes Outside) チェックボックスを選択します。
CAESAR II は、選択したブロックに接続する要素の節点番号を付け直し、再付番する前と同じようにモデルを接続します。境界節点は選択したブロックと接続している要素の From節点と To節点、さらに選択したブロックと接続している補助データブロックの節点を含んでいます。
モデル上の選択したブロック内節点ごとに再付番されます。
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境界節点の再付番 (Renumber Matching Nodes Outside) チェックボックスをクリアすると、ソフトウェアは増分を適用しないか、または選択したブロック内の節点にある拘束、変位、分岐接続に対して番号を付け替えません。
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CAESAR II では、ブロック内接続節点 (CNode) は番号を付け替えないことが普通です。これは、接続節点 (CNode) がブロック外の節点と接続しているからです。接続節点 (CNodes) は、配管系のブロック内節点に接続していない場合には再付番されません。
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モデル内の最大節点番号よりも大きな節点番号で再付番を開始すると、混乱を避けることができます。すべての節点番号の付け直しに成功すると、すなわち、接続節点も含めて関係が正常になっていれば、節点の増分 (node Increment) で負の増分を指定して元の範囲の番号の振り直しを行えます。
再付番する複数のブロックをグラフィックス画面で選択することがよくあるでしょう。しかし、CAESAR II は最初のブロックの番号付け替えだけを実行します。この場合、CAESAR II はどのブロックを再付番するかを示すメッセージボックスを表示します。ユーザーは、すべてのブロックが再付番されるまで、操作を続けることができます。
詳細は、ブロック操作を実行する (Performing Block Operations) を参照してください。