開始節点 (Start Node) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

変位を適用する開始節点番号を指定します。

節点が拘束節点である場合、動的変位は拘束点に作用するものと仮定します。 節点が拘束点でない場合には、動的変位は節点での配管の動きを表しているものと仮定します。 この違いは、節点がばね支持の場合に重要になります。 たとえば、節点55 が Y方向に拘束されており、ばね定数が 5,000 lb./in. であるとします。 調和振動変位は節点55 で Y方向に指定します。 このケースでは、調和振動変位は節点55 の変位を表していません。その代わり、変位は節点55 の Y方向に 調和振動変位に 5,000lb./in. を乗じた等価な荷重を作成します。

開始節点 (Start Node) の値はあっても 終了節点 (Stop Node)増分 (Increment) の値がない場合、配管系に開始節点が存在している必要があります。 3つとも値がある場合、定義された節点範囲に少なくとも1点は配管系に存在している必要があります。