配管の軸荷重と曲げモーメントをフランジ継手に対する等価な圧力に変換します。変換が完了したら、ソフトウェアはこの等価な圧力を荷重ケースで定義された圧力に加算します。次に適切な温度でのフランジ継手に対する全相当圧力を許容圧力基準と比較します。(圧力-温度テーブルはモデル入力で定義され、温度は 静的解析 - 荷重ケース編集 (Static Analysis - Load Case Editor) の 荷重ケース (Load Cases) で指定されます。) 全相当圧力の計算式は以下の通りです:
Peq = 16M/(p)G3 + 4F/ (p)G2 + PD
ここで:
Peq = 全等価圧力 (フランジレーティングに対するチェック用)
M = フランジ継手に作用する曲げモーメント
G = ガスケットの反力径
F = フランジ継手に作用する軸荷重の絶対値
PD = 荷重ケースで指定された設計圧力 (たとえば、W+T1+P1 の P1)
荷重ケース (Load Cases) タブで規定される短期荷重応力係数により、許容圧力基準は割増されます。