節点 (Node) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

応力集中が存在する節点番号を入力します。CAESAR II はデフォルトで、要素の To 節点を表示します。モデル内のいずれの節点でも入力できますが、ほとんどの場合は交差部か継手部です。

節点が交差部であれば、CAESAR II は継手の 種類 (Type) が指定されている場合に自動で応力集中係数を計算します。継手の種類は1度だけ入力してください。CAESAR II はその節点に関連する要素を検索し、適切な SIF を設定します。

突合せ溶接のような節点が 2つの配管の継手である場合には、CAESAR II は節点の継手の 種類 (Type) に応じて応力集中係数を計算します。継手の種類は 1度だけ指定してください。CAESAR II はその節点に関連する要素を検索し、適切な SIF を設定します。

節点が交差部でも2つの配管の継手でもない場合には、継手の 種類 (Type) ボックスは空白にして、ユーザー定義 (user defined) の SIF を SIF(i) SIF(o) ボックスに入力します。SIF(i) SIF(o) ボックスの入力は、定義した要素のみに適用されます。

ユーザー定義の応力集中係数は、1.0以上としてください。

CAESAR II の継手応力集中係数メモ (Intersection SIF scratchpad) に配管規格で定義された SIF を計算、表示することができます。このメモ帳は、基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 環境設定 > 継手節点のSIF表示 (Environment > Review SIFs at Intersection Nodes) または 入力ツール (Input Tools) ツールバーの 継手応力集中係数メモ (Intersection SIF scratchpad) から利用可能です。メモ帳で形状や肉厚パラメーターを変更し、それらの影響を調べることができます。メモ帳でのほとんどの変更は自動的にモデルに反映させることができます。

節点がベンド曲率上にある場合には、次の手順になります:

  • ユーザーは、デフォルトではベンドの SIF を上書きできません。環境設定オプションでこのデフォルトを変更できます。詳細は、Allow User's SIF at Bend (ベンドでユーザ SIF を使用) を参照してください。Allow User's SIF at Bend (ベンドでユーザーSIFを使用)True に設定すると、ベンドの To 節点にユーザーが SIF を指定できます。この SIF は、すべてのベンド曲率上の節点に対して適用されます。

  • CAESAR II は、環境設定ファイルの内容によらず、ユーザー定義の SIF をベンド曲率上の直管に対して適用します。このオプションは、通常ベンド上のインジェクターのタイイン、ダミーレグ、ベンドに取り付くサポートなどに使われます。