Alternate CAESAR II Distributed Data Path (CAESAR II のデータパス切り替え) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

CAESAR II ユーザーがどのフォルダーでソフトウェアを実行するかを指定します。リストからフォルダーを選択します。

ソフトウェアは環境設定ファイル (CAESAR.cfg) をローカルのデータフォルダーに書き出すため、異なる System フォルダーを参照する別のデータフォルダーに設定することができます。System フォルダーには、フォーマットファイル、単位系ファイル、テキストファイル、その他ユーザが設定できるデータファイルが含まれています。フォーマットファイルには、言語や規格があります。そのため、ジョブによって System フォルダーを切り替える必要も出てきます。

同じ場所で複数の System フォルダーを使用 (Use Multiple System Folders in the Same Location)

異なるプロジェクトで異なるオプションを提供するために、ユーザーは同じ場所で複数の System フォルダーを作成できます。System フォルダー名は、次のような命名規約に従ってください: SYSTEM.xxx、この .xxx は、フォルダを識別する3文字の拡張子です。必要に応じて、CAESAR II のインストールフォルダー以下の System フォルダーを作成できます。名称は命名規約に従ってください。 CAESAR II は環境設定ファイルでユーザーが指定した System フォルダーを参照します。

たとえば、次のように各配管規格の設定ごとに System フォルダーを設定できます:

System.STM (Stoomwezen 規格のシステム設定)

System.ANC (ASME NC 規格のシステム設定)

System.313 (ASME B31.3 規格のシステム設定)

また、カスタマイズされた特定のプロジェクトの System フォルダーも設定できます。

Alternate CAESAR II Distributed Data Path 環境設定で、 SYSTEM.xxx 形式の名前の System フォルダーを参照します。フォルダーをひとつ選択して、環境設定を保存します。

さまざまな場所で System フォルダーを使用 (Use System Folders in Varying Locations)

ネットワーク上のどこか別の場所に System フォルダーを作成できます。これにより、他と System フォルダーの設定を共有できるようになります。ただし、System フォルダーとその他必要なプログラムフォルダーを二次的な場所にコピーする必要があります。

また、プログラムフォルダーの System フォルダーと同じ階層にある LIB_ILIB_MSpec フォルダーもそれぞれ新しい System フォルダーにコピーしてください。以下の例に示すように BackupExamplesTemp フォルダーは元のプログラムフォルダーのままにできます。

前述のファイル命名規則は、ネットワーク上や二次的な場所におく System フォルダーでも同様です。また、プロジェクトレベルで適用するネットワーク システムファイルも設定できます。

System と命名されているメインのシステムフォルダーはなくてはならず、ソフトウェアは、実行中に作成されるアカウント、バージョン、診断ファイルをここに置きます。メインのシステムフォルダーの場所は、Windows のオペレーティング システムによって以下のように異なります:

Windows 7 およびそれ以降

"C:\ProgramData\INTERGRAPH CAS\CAESAR II\<version number>\System"