ノズル仕様と容器ノズルでの変形に対する節点番号を変更し、配管系モデルの解析を行う準備ができました。
エラーチェック (Check for errors)
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実行開始 (Start Run) をクリックするか、ファイル (File) > エラーチェック (Error Check) を選択して、エラーチェックを開始します。
エラーと警告 (Errors and Warnings) レポートが表示されます。
エラーチェックはハンガー設計に関する 2つの注意事項を表示します。さらに、容器節点番号が配管要素に含まれていない場合、ソフトウェアは WRC 297 入力の容器節点番号の仕様に関して警告を表示します。容器節点 (節点6000) の変位は定義されていますので、これは許されます。
レポートには WRC 297 によるフレキシビリティが表示されます:
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軸方向ばね定数 319, 226 lb./in.
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長手方向曲げモーメントばね定数 291,036 in.lb./deg.
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円周方向ばね定数 58,665 in.lb./deg.
これらの値は剛と仮定した大きさ 10E12 に比べると大変小さい値です。
これで、モデルの 2回目の静的解析を実行できます。
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モデルの再解析 (Reanalyze the model)
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バッチ処理 (Batch Run) をクリックして静的解析を実行します。
ソフトウェアは配管系および荷重ケースに対して新たな解析を実行します。
計算が終了すると、静的出力プロセッサ (Static Output Processor) が表示されます。
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次のオプションを選択します:
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解析された荷重ケース (Load Cases Analyzed) で、SHIFT を押しながら OPE、SUS、EXP 荷重ケースを選択
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標準レポート (Standard Reports) で、CTRL を押しながら 変位 (Displacements)、拘束の要約 (Restraint Summary)、応力 (Stresses) を選択
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解析条件と設計データ (General Computed Results) で、Hanger Table W/Text を選択
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これらのオプションはレポート作成を簡素化しますが、次の意味のない追加のレポートも作成します: EXP + 変位 (Displacements)、EXP + 拘束の要約 (Restraint Summary)、OPE + 応力 (Stresses)
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出力ビューアのウィザード (Output Viewer Wizard) で 追加 (Add) をクリックして 完了 (Finish) をクリックします。
処理が完了すると、すべてのレポートを含むタブ付きウィンドウが表示されます。