節点レイアウト (Node Layout) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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Reference Data
CAESAR II Version
13

この配管系では、前の図から 9つの配管セグメントで構成される配管系として定義することができます。 それぞれのセグメントは、次の図のように節点番号がコアの配管につけられています。 それぞれのセグメントを次に具体的に説明します。

  • この セグメント (segment) という用語は、単にこの例題を説明するためだけに用いています。

  • CAESAR II は配管系をセグメントに分割することを必要としません。 そのような入力上の要求、制限は CAESAR II にはありません。

  • セグメント (Segment) A - このセグメントは、ポンプから最初のエルボまでのモデルです。 この部分は地上レベルにあるため、100番台の節点番号を使います。 ポンプはアンカーとして機能し、このセグメントのスタート節点は末尾が 5 となります。したがって、ポンプの節点は 1105 となります。 セグメントの長さはスペーサー用に中間節点を必要としますので、節点1110 はポンプから 5フィートとします。 節点1120 と 1115 はエルボに割り当てます。 節点1115 はコアの配管の一部であるため、+Y方向の拘束は節点1115 にはありません。 +Y拘束はジャケット管の節点2115 に割り当てます。したがって、この節点は 5となっています。

  • セグメント (Segment) B - このセグメントは、6フィートの鉛直部分で、節点1120 のエルボで始まります。 この部分は上のエルボを節点1500 と 1510 としてモデル化します。 2番目のレベルの配管をモデル化するため、ここでは 500番台の節点番号にします。

  • セグメント (Segment) C - 2番目のレベルにある最初の水平配管で、ジャケット管のスプリングハンガー用に中間に節点をとっています。 中間の節点は 2つの 9フィートの長さに分割していますが、スペーサーの最大間隔の 6フィートを超えています。 したがって、18フィートのスパンは 4つの 4フィート 6インチの要素で分割します。 節点は1520、1525 (ハンガー節点)、1530 とします。セグメントはエルボ節点1540 と 1550 で終了します。

  • セグメント (Segment) D - 2番目のレベルのこの水平セグメントは、節点1560 と 1570、エルボ節点1575 と 1580 でモデル化します。 節点1560 と 1570 はスペーサー用で、節点1575 はハンガー節点です。

  • セグメント (Segment) E - この水平セグメントは、弁をモデル化しています。 このセグメントの節点は 1590、1600、1610、1615 です。 節点1615 はエルボ端で、ハンガー節点でもあります。 要素 1590-1600 は剛体で、重量は 452ポンドです。 エルボ節点 1610 と 1615 で始まり、すべてのエルボは個々の要素としてモデル化されています。 これは、後のジャケット管のデータ作成を容易にするためです。 この部分のエルボは 2つの直管を持ち、エルボ半径に対して等しい長さになっています。

  • セグメント (Segment) F - ループ部の3番目の水平のレグで、節点1620、1630、1640、1650でモデル化します。

  • セグメント (Segment) G - 2番目のレベルにあるループ部の最後の水平部分で、節点1655、1660、1670 でモデル化します。節点1655 はハンガー節点です。

  • セグメント (Segment) H - 地上に戻る配管系の2番目の垂直部分です。 この部分では、エルボ節点1130 と 1135 のみが必要です。節点1135 はジャケット管上の+Yの位置にあります。

  • セグメント (Segment) I - このセグメントが最後で、容器のノズルに相当します。 このセグメントをモデル化する節点は 1140、1150、1115 です。