注釈フォーマット (Description Format) ダイアログ - CADWorx - ヘルプ

CADWorx Spec Editor

Language
日本語
Product
CADWorx
Subproduct
Plant
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ヘルプ
CADWorx Version
20.1 (2020 R1)

CADWorx Spec Editor 表示 (View) タブ: 表示 (Display) > プロパティ (Properties) > <Description Type> フォーマット設定 (Format Setup) 省略記号「...」

注釈のフォーマットを指定します。

CADWorx Plant コンポーネント編集 (Component Edit) ダイアログの 注釈(短) (Short annotation)注釈(長) (Long annotation)タグ (Tag)コード (Code) ボックスに注釈が表示されます。詳細は、CADWorx Plant ユーザーズガイド部分編集 (Local Edit) を参照してください。

コンポーネント編集 (Component Edit) ダイアログに表示される情報は、スペックでのコンポーネント定義に基づいて表示されます。スペックでのコンポーネント定義には、注釈(短) (Short Annotation)注釈(長) (Long Annotation)タグ (Tag)部品番号 (Part Number) のフィールドがあります。これらのボックスには、文字データまたは 長、短、タグ、部品番号フォーマット ダイアログ または 注釈フォーマット (Description Format) ダイアログ で設定したスキーマが表示されます。

ユーザシェープ定義 (Define User Shape) ダイアログでコンポーネントの 注釈(長) フォーマット (Long Description Format)、注釈(短) フォーマット (Short Description Format)、タグフォーマット (Tag Format)部品番号フォーマット (Part Number Format) ダイアログにアクセスできます。これらのフォーマットはユーザシェープの作成中または作成後に定義できます。ユーザシェープにフォーマットを定義していない場合、CADWorx スペックエディタの 注釈フォーマット (Description Format) ダイアログで設定されているスペックレベルまたはプロジェクトレベルのフォーマットになります。ユーザシェープ作成後には ユーザシェープ定義 (Define User Shape) ダイアログの 長 (Long)短 (Short)タグ (Tag)部品番号 (Part Number) が他のコンポーネントと同様に表示されます。

プロジェクトレベル、スペックレベル、コンポーネントレベルの 注釈(短) (Short annotation)、注釈(長) (Long annotation)、タグ (Tag)、部品番号 (Part Number) ボックスに対して注釈のスキーマを設定できます。これらのどのレベルでスキーマを定義しても、ソフトウェアはそのレベルから注釈を生成します。

コンポーネントレベルのスキーマはスペックレベルのスキーマより優先され、スペックレベルのスキーマはプロジェクトレベルのスキーマより優先されます。たとえば、コンポーネントリスト (Component List) ツリーの Pipe の サブカテゴリ Nipple にスキーマが定義されていると、CADWorx で表示される Nipple の情報はこのスキーマから生成されます。サブカテゴリ Nipple に定義しているスキーマを削除すると、モデルに ニップル (Nipple) を配置したときには コンポーネントリスト (Component List) ツリーの Pipe カテゴリの注釈スキーマから生成されます。

Pipe の注釈スキーマを削除すると、コンポーネントリスト (Component List) ツリーの コンポーネント (Component) 注釈スキーマから注釈が生成されます。コンポーネントレベルのすべての注釈スキーマを削除すると、ソフトウェアはスペックレベルで上記処理を内部的に繰り返します。次にプロジェクトレベルでこの処理を繰り返します。

コンポーネントレベルで注釈フォーマットが空欄の場合、新規およびコンポーネント編集画面注釈 (Description) ボックスに スペックのフォーマットを使用 (Using Specification Format) と表示されます。コンポーネントレベルおよびスペックレベルで注釈フォーマットが空欄の場合、新規およびコンポーネント編集画面注釈 (Description) ボックスに プロジェクトのフォーマットを使用 (Using Project Format) と表示されます。

新規およびコンポーネント編集画面 および 注釈フォーマット (Description Format) ダイアログには CADWorx スペックエディタからのみアクセスできます。これらの機能の詳細は、CADWorx Spec Editor ユーザーズガイド新規およびコンポーネント編集画面 および 注釈フォーマット (Description Format) ダイアログ を参照してください。 コンポーネントレベルでの詳細は、長、短、タグ、部品番号フォーマット ダイアログ を参照してください。

注釈フォーマット (Description Format) ダイアログでは、たとえば {MAIN} のようにレガシーキーワードを中括弧でくくって入力することで、キーワードとして使用できます。詳細は、レガシーキーワード を参照してください。

コンポーネント リスト (components List)

利用可能なコンポーネントのリストを表示します。コンポーネント リスト (Component List) は上記説明のとおりフォーマットのレベルで構成されています。メインの コンポーネント (Component) レベルはすべてのコンポーネントをカバーします。次のカテゴリ レベルはコンポーネントの各カテゴリ タイプをカバーします。次のレベルは個別のコンポーネントが入ります。ソフトウェアは、下から上の順にこれらの各領域内で配置したスキーマを読み取ります。ソフトウェアは常にまず個別のコンポーネントレベルを読み取ります。個別のコンポーネント フォーマットが空白であれば、ソフトウェアはコンポーネントのカテゴリ レベルを読み取ります。コンポーネントのカテゴリレベルのフォーマットが空白であれば、ソフトウェアはメインのコンポーネントのフォーマットを読み取ります。

コンポーネント テーブル (Component Tables) ドロップダウン

フォーマットを選択するカタログ テーブルのリストを表示します。

  • コンポーネント テーブル (Component Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にコンポーネントテーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • 材料テーブル (Material Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) に材料テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • サイズテーブル (Size Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にサイズテーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • スケジュール テーブル (Schedule Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にスケジュール テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • DBCode テーブル (DBCode Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にデータベース コード テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • インデックス コード テーブル (IndexCode Table)

テーブル フィールド (Table Fields) にインデックス コード テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • 肉厚テーブル (Thickness Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) に肉厚テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。このテーブルは 部品番号フォーマット (Part Number Format) では使用できません。

  • エンドタイプ テーブル (EndType Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にエンドタイプ テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。

  • スペック テーブル (Spec Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) にスペックテーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。このテーブルは 部品番号フォーマット (Part Number Format) では使用できません。

  • 管端処理テーブル (End Prep Tables)

テーブル フィールド (Table Fields) に管端処理テーブルで使用可能なフォーマットタイプを一覧表示します。このフォーマットには、END_PREP_PTN スキーマが含まれます。END_PREP_PTN スキーマを選択して、管端処理テーブルの PTN の値を注釈に追加します。管端処理の部品番号を正しく表示するには、スペックの プロパティ (Properties)管端処理テーブル名 (End Prep Table Name) を選択してください。次に、CADWorx Plant で END_PREP_PTN をモデルに表示するために Apply Pipe End Prep Rule (管端処理ルールを適用)自動 (Automatic) に設定します。詳細は、 CADWorx Plant ユーザーズガイドPipeDescriptionCat および 管端処理テーブルを適用 (Apply Pipe End Prep Rule) を参照してください。管端処理テーブルを追加するには、管端処理 (End Prep) テーブル を参照してください。

テーブル フィールド (Table Fields)

選択したテーブルのフィールドを一覧表示して、テーブル フィールドをフォーマットに追加します。

コンポーネント タイプ (Component Types) ビューの DEFINED COMPTYPE によって COMPTYPE_CMP_TBL のテーブル フィールドが決まります。DEFINED COMPTYPE ボックスの値を変更すると、COMPTYPE_CMP_TBL を用いて注釈 (Description) が変わります。ユーザがコンポーネントに指定した DEFINED COMPTYPE をソフトウェアは読み取ります。COMPTYPE_CMP_TBL テーブル フィールドのスキーマを使用しているときに、注釈 (Description) として新しい DEFINED COMPTYPE の値が表示されます。詳細は、コンポーネントタイプ (Component Types) を参照してください。

<Description Type> フォーマット

フォーマットを一覧表示して、必要なフォーマットを テーブル フィールド (Table Fields) ボックスから追加します。フォーマット (Format) ボックスに空白(スペース)や文字を追加した場合、スペースまたは文字を選択して編集できます。スペースまたは文字を選択して右クリックし、編集 (Edit) を選択します。

フォーマット (Format)

フォーマットの表示形式を表示します。ここで、フォーマットにスペースまたは文字列を追加できます。<Description Type> フォーマット (Format) 内をクリックすると、追加したスペースや文字列が表示されます。ここか、または <Description Type> フォーマット (Format) でこの情報を編集できます。フォーマット (Format) の青い文字はキーワードで、これを選択してコピーできます。黒字は単純な文字列で、必要に応じて編集できます。

例 (Example)

ソフトウェアでフォーマットがどのように表示されるかの例を表示します。

インポート (Import)

他のプロジェクトからフォーマットをインポートします。

エクスポート (Export)

他のプロジェクトで使用するためにフォーマットをエクスポートします。

  1. 既存のプロジェクトを開くか、新規プロジェクトを作成します。<Description Type> フォーマット (Format) ダイアログはどちらでも開くことができます。新規プロジェクトを作成する場合、手順 3 の 2番目の部分までスキップします。

  2. 表示 (View) タブをクリックして、表示 (Display) パネルの プロパティ (Properties) を選択します。

  3. プロパティ (Properties) ウィンドウの 注釈(長)、注釈(短)、タグ、部品番号フォーマット設定 (Long Desc, Short Desc, Tag, Part Number Format Setup) ボックスをクリックして、省略記号「...」をクリックします。

    または

    新規プロジェクトの作成時に 新規プロジェクト (New Project) ウィンドウの 注釈(長)、注釈(短)、タグ、部品番号フォーマット設定 (Long Desc, Short Desc, Tag, Part Number) をクリックします。

    <Description Type> フォーマット (Format) ダイアログが表示されます。

  4. コンポーネント リスト (Components List) からコンポーネントを選択します。

    必要に応じて、フォーマットをインポートして編集することもできます。フォーマットをインポートしても編集しない場合は、手順 9 へスキップします。

  5. テーブル フィールド (Table fields) の上のテーブル リストから、テーブルを選択します。

  6. または 右 矢印を使って、フィールドを一方から他方へ移動します。または、フォーマットをドラッグかダブルクリックして、テーブル フィールド (Table Fields) からフォーマット ボックスに移動できます。

  7. 必要であれば、上 または 下 矢印を使って、フォーマットを移動します。

    フォーマットを削除する場合には、フォーマットを選択して、DELETE キーを押します。

  8. 表示形式を編集するには、<Description Type> フォーマット (Format) ボックスでフォーマットを選択して、フォーマット (Format) ボックスで変更します。

  9. 終了したら、OK をクリックします。

    他のスペックで使用するためにフォーマットをエクスポートできます。

  10. ファイル (File) > 保存 (Save) をクリックして、プロジェクトファイルへの変更を保存します。

スペック (Specification) パネルの ホーム (Home) タブから、スペック追加 (Add Specification) コマンドを使用して <Description Type> フォーマット (Format) ダイアログを開くこともできます。