配管ラインのすべての溶接位置を把握するために、レポートに溶接点の座標出力が必要になる場合があります。現在、Isogen ではこの種のデータ出力はできません。ただし、ユーザーが Get External Data 機能を使用して座標データを取り出し、その情報を必要な Isogen レポートに出力できます。
配管オブジェクトデータ (POD, Piping Object Data) ファイルには、コンポーネントのキーポイントクラスに属する隠れた属性として溶接点座標が含まれています。GED 設定ファイルで次の構文を使用してこれらの座標にアクセスします。ここで A はアクセスするパイプラン、B は特定の座標 (x, y, z) です。
$CKP[Run_A].B$
-
GED 設定ファイルを更新して溶接点座標にアクセスします。設定ファイルには次を含めてください:
-
外部データソースの名前 (1)
-
取り込みを溶接に限定するフィルタ (2)
-
取り込みを実行する SQL ステートメント (3)
-
座標とコンポーネント属性間のマッピング (4)
GED 機能を実行すると、SQL ステートメント Select $CKP[Run_1].X$ as
XcoordRun1は溶接点の Run_1 の X座標を返し、これを Weld Attribute 1 にマッピングします。
-
-
他の溶接点座標を含めるようにクエリーを追加します。
GED 機能は X、Y、Z 座標を返します。
-
座標が対応する属性にマッピングされた後、ユーザーはほとんどの Isogen レポートにデータを出力でき、また POD Graphics Processor レポートにも使用できます。詳細は、POD Graphics Processor User's Guide を参照してください。<AIT_DELETE_START> You can access this document using the Help > Printable Guides command in the software.<AIT_DELETE_END><AIT_DELETE_START> You can access this document using the Help > Printable Guides command in the software.<AIT_DELETE_END>
次の例では、GED 設定ファイルに追加して、他の POD コンポーネントの座標を取り出しています。例では、EXTERNAL-MAP ステートメントは溶接属性の代わりにコンポーネント属性をマッピングしています。
GED 機能は<CADWorxPlantStart> POD Graphics Processor 実行時に<CADWorxPlantEnd>すべてのキーポイントの座標を返します。